485系と特急白鳥の栄光を残していきたい！～西日本から北海道までの足跡～

残り20日を切りました！

明後日4月20日に、日本自動車博物館でもサシ481-48を遺したいとの思いを皆様と共有したく、フォーラムを企画しております。　お時間にゆとりがございましたらどうぞ足をお運び下さいませ。

 

車内の設備を活かして、様々な方に思い思いの用途で遊び、学んでほしいと願っているプロジェクトです。

私達、保存する側、補修や整備をする側は、ご利用いただく方に添って、出来るだけ現役時に近い保存を考えての整備に努めるのみです。

 

特急列車には行先表示が必ずあり、今は殆どＬＥＤで瞬時に切り替えららますが、485系登場時のスタンダードは、方向幕、種別幕と言われるものでした。

それが今は「国鉄フォント」とまで言われる独特な字形として、広告ＰＯＰや番組字幕になるわけですが、放送業界の「字幕」を検索すると、引っ掛かってきてしまうのが「行先字幕」ともいわれる方向幕です。

 

クハ489-501ボンネット型先頭車にも設置可能なように、当時の方向幕をたまに回しています。

この表示は昭和47年の電車化から同55年頃まで用いられたものです。

 

昭和57年から2往復になった際に、4号のみに用いられたのが、福井行です。

同60年までに廃止され、2年半近くの短命でした。

 

普段は用いられなかった行先表示で、まれに区間運休する際のみ用いられたとされる、新潟行。

上沼垂運転区時代の485系のみに設定されていました。

 

北陸に住んでいる者として、誇りであり憧れだった、青森行表示。

これは昭和55年頃から廃止となる平成11年までの、基本スタイルです。

向日町運転所時代に、違ったフォントもありました。

 

大阪白鳥が廃止されて数年後の平成14年12月、東北新幹線八戸開業に合わせて設定された、国鉄色編成の青森運転所所属車のみの表示です。

 

スーパー白鳥や485系リニューアル車にはその後「新青森行」も出来ましたが、その時には国鉄色編成は特急あいづ用に転属してしまいましたので、設定は無かったようです。

でも、「函館行」表示は廃止されたはつかりの代わりに設定されました。

 

乗り鉄には気になる方向幕で遊んで貰うにも、整備方法は重要です。

どうぞこれからもご支援よろしくお願い申し上げます！