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特急白鳥にも使われた食堂車を石川県の復興へ!サシ481に「幸あれ」
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支援総額

4,649,000

目標金額 15,000,000円

支援者
196人
募集終了日
2024年5月7日

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2024年04月19日 06:57

活用への取り組み~他の保存車両達の現在~

今回、初めて「車両を誘致する」プロジェクトに挑戦させていただきました。

これまでの、「今ここにあるから」とは、勝手が違い、大変苦労しています。

何卒ご支援ご協力を、よろしくお願い申し上げます!

 

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自宅にはヨ5000形たから号緩急車を筆頭に、色々置いてあります。

レールに載っているヨ5003は、松任工場製だったことがご縁で、黒姫から引き取らせて頂きました。

レストアするにあたり京都鉄道博物館にもお邪魔したのですが、もっときちんと時代考証や丁寧な復元と屋外展示をするための工夫など、色々腐心して修復しました。

 

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修繕に際して、木製だった窓枠を全てアルミ製にしました。

ふつうアルミ窓にするだけで、特殊加工なので片面4枚×両面で8枚製作するとなると、100万円近く掛かると専門業者に言われ、たじろいでしまったのですが、たまたま碓氷峠用のヨ3500形が群馬県の山奥の国道沿いに置いてあったのをドライブ中に発見し、交渉して所有者さんから譲り受けて、小松まで持ってきました。

 

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それがヨ4771で、本州のヨ3500形やヨ5000形には極めて珍しいアルミ窓交換車だったので部品取りにさせていただきました。

他にも色々、ヨ5003の為に「2こ1」にしていてスッカラカンまでいったのですが、この車両の前の所有者さんも、地域にとっても思い入れのあった車両だったことが、スクラップにしてしまうにはしのびなくなり、ヨ5003の補修が完了してから室内をリフォームしてしまうことにしました。

 

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窓枠は車体に固定してしまい、ヨ5003とは外観も異なり、碓氷峠用の特殊マーキングをした状態で外観を整備しました。

車輪が無かったのが幸いしたので、枕木の上に乗せて、自宅から出入り出来る小部屋にしてしまいました。

 

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春になると水田に水が張られ、とても清々しい田舎の空気に触れられるのですが、冬はとにかく西からの季節風に晒されます。

なので自宅を護る、防風壁にもなっています。

特にヨ5003は大活躍で、大変有難い存在です。

 

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2022年の8月には小松市内にかかった線状降水帯の影響で、内水氾濫を起こしてしまいました。

その際には自宅ももうダメかと思ったのですが、寸でのところで無傷で済み、道路の水が引いてようやく夜に帰宅出来ました。

その時は田んぼと道路、自宅の敷地の区別なく水浸しだったので、たから号がまるで「千と千尋の神隠し」の電車のようなシーンになっていました。

 

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秋には稔の稲穂の中に薄緑色の車体がとても落ち着いた雰囲気にさせてくれます。

この写真の左奥に、ちっちゃく写っているのは、JR貨物の「コンテナ特急50周年記念コンテナ」を載せたトラックです。

ヨ5003は現在のJR貨物の屋台骨、コンテナシステムのご先祖様ですから、これからも大切に遺していきたい産業遺産でもあるのです。

ちょっと寄って欲しいです、正直。

 

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この車両のヘッドマークは、客車展望車の「つばめ」「はと」「平和」や、急行列車「銀河」や特別急行「さくら」「みずほ」などのテールマークと同じサイズなので、こうして中身を入れ替えて展示する事も出来ます。

今は戦争や震災など、日々安穏を祈りたく、「へいわ」を設置しているのです。

 

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屋外展示は苦労もしますが、屋根を作れば自然や現役時代のような戯れがありません。

お飾りではなく、かつて日本の経済を支えた誇りを今に伝えることを、ちゃんと後世に伝えるのが、管理する者としての務めであってバイタリティにさせていただいています。

因みに後ろのワム380000形2両は、倉庫兼防風壁です。

建造物として壁や倉庫を立てるより、強くて安いです。

 

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アメニモマケズ、きっといいことがあると信じています。

年に何度か、ご褒美のように虹が架かります。

ボンネット先頭車がこんな所にあっても、きっとこんな姿が見えて、今以上に輝いて映る筈です。

 

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毎年何度か、ブルーインパルスも来ます。

小松の空は、いつもは戦闘機のF-15Jの運動会。

航空祭の時はブルーインパスルの曲技、F-15Jの機動飛行など、常に飽きさせません。

そんなところに保存車があるのは、日本国内でもここだけです。

 

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部品取りになったヨ4771の車内は、リフォームして中に昼寝をする場所もあるので、復元した側とは反対側の側面は、窓も固定にして581系と化しています。

車番も塗装ではあるものの、ちゃんとクハネ581-1になっています。

 

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防風壁代わりの貨車達の東側には、豪雨や雪害から守るために尾小屋の元駅構内から避難してきた尾小屋鉄道の車両達も仮置きしています。

いつか陽の目を見れますように、サシ481-48保存や移設は、この車両達の光明を見出す上でも、とても大切な意味を持ちます。

震災で小松市も石川県も、趣向に誤解されがちな文化財、鉄道車両を観光に活かすというところまで仕事が回らないのです。

 

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最後に、この元万葉線電車、デ7061も、解体の危機から守って下さった高岡の方が、「解体する費用より移設する費用の方がまだ安いから」という理由で持ち込んで下さったものです。

昨年秋から冬にかけて、この車両の屋根を全て補修しています。

側面や前後の鈑金は、サシ481-48の補修とほぼ並行してゆくこととなります。

石川県内には現在唯一の、路面電車の保存車両です。

 

オンボロでも、残っていれば補修して綺麗に出来ます。

そこは、諦めてはなりません。

綺麗に直せば、必ず何かに活かしたいという新たな発想が湧きます。

そこにきちんと、維持し続ける人達の介在さえあれば、システムさえ作っておけば、絶対に大丈夫だと確信しています。

 

小松は田舎なので、地面は既にあります。

無いのは、本当に私の力不足、甲斐性と資金だけ。

大変申し訳ありません。

皆様のお力添えだけが、頼りです!

リターン

3,000+システム利用料


サシ481からのお礼のメール

サシ481からのお礼のメール

〇サシ481-48をデザインした画像付きの、お礼のご連絡をメールさせていただきます。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

3,000+システム利用料


ボランティアプラン|3000円コース

ボランティアプラン|3000円コース

小松市内の補修場所に設置されたサシ481-48の車内にある荷物や不用品、場合によっては腐食して危険な状態の車内部品を、一旦車外へ搬出する作業を行うボランティア活動です。
作業実施日は追って連絡いたしますが、7月から8月の、休日となります。
※3時間程度の肉体労働となります。 また、悪天候でも実施しますので、厚手のカッパをご持参下さいませ。

申込数
14
在庫数
6
発送完了予定月
2024年7月

3,000+システム利用料


サシ481からのお礼のメール

サシ481からのお礼のメール

〇サシ481-48をデザインした画像付きの、お礼のご連絡をメールさせていただきます。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

3,000+システム利用料


ボランティアプラン|3000円コース

ボランティアプラン|3000円コース

小松市内の補修場所に設置されたサシ481-48の車内にある荷物や不用品、場合によっては腐食して危険な状態の車内部品を、一旦車外へ搬出する作業を行うボランティア活動です。
作業実施日は追って連絡いたしますが、7月から8月の、休日となります。
※3時間程度の肉体労働となります。 また、悪天候でも実施しますので、厚手のカッパをご持参下さいませ。

申込数
14
在庫数
6
発送完了予定月
2024年7月
1 ~ 1/ 13


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