メンバーメッセージvol.8

 

Vcanの代表の中島です。これまで、ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。サイト公開後の温かいメッセージに救われました。

 

このプロジェクトは、私の原体験がきっかけです。私自身、定期接種対象時は接種しておらず、医学部に入ってから子宮頸がんの恐ろしさやワクチンの安全性を知り、接種することを決めました。

当時はキャッチアップ接種や、自費で接種した人への償還払という仕組みがなかったため、自費で接種したことに対して、もやもやとした気持ちを覚えました。

今は制度が充実し、定期接種対象者だけでなく、キャッチアップ接種対象者もHPVワクチンにアクセスしやすくなりましたが、未だ若者の間では、認知率は低く、予防行動へと進んでいません。

 

私は、がんをせっかく予防できるのに、その予防手段が適切に当事者世代に伝わっていないことに課題意識を抱き、Vcanを立ち上げました。当事者世代だからこそできることがあると考え活動をしていますが、元々医療に関心のない人たちに情報を伝えることの難しさ、行動変容を促すことのハードルの高さを感じています。

手詰まり感、伝わらないもどかしさを感じてきた1年半を踏まえて、この企画を立ち上げました。確実にキャッチアップ接種世代に情報を届けることができると確信しております。

 

「あの時知っときたかったな」ということを伝えていくことが私たちの使命だと考えています。いただいたご支援を必ず、社会に還元します。

 

どうぞ、こちらのサイトを大切な方にシェアしてみてください。あなたの行動が、大切な人の将来の命を救うかもしれません…!

 

引き続きメンバー一同、子宮頸がんを過去のものにするために、頑張って参ります。どうぞ見守っていただけると幸いです。

 

Vcan 中島