ゴミ山で暮らす子どもたちの笑顔

皆さま、ご支援・ご協力、本当にありがとうございます。 NGO「HOPE～ハロハロオアシス」の岩住琴です。

多くの途上国で問題になっているゴミの処理。ここフィリピンでも、街中から無造作に集められたゴミが大きな山となり、果てしなく広がり続けています。

フィリピンではそれをダンピングサイトと呼び、ここでゴミを拾って生活している人々がいます。そして多くの場合、ゴミ山のスラムで生まれた子は、やはりゴミ山で働き、生活をしていくことになります。

子どもの頃から、ゴミ山でゴミを拾い集めます。もちろん環境は劣悪で、健康にも良いはずがありません。

私たちは、ここフィリピン・セブ島でいちばん大きなゴミ山の人々の生活支援や学習支援をしています。また、文字や計算を教えたり、学校に通えるよう支援したり、なんとか子どもたちがこの生活から抜け出せるよう、未来への希望がもてるよう活動しています。

この子どもたちが、今回設立する図書館を訪れることで、例えば文字を覚えたり、新しい知識を得たり、また、絵本や物語から、ふだん目にしているゴミ山の風景とは違う世界に希望や目標を持ったりする、その手助けができたら、と思っています。

そこからまた、子どもたちの未来の夢へと繋がる道が見えてくるのです。

皆さま、このような劣悪な環境のなかでも、それでもこの写真のように、笑顔で挨拶をしてくれる、そんな子どもたちの未来のために、ぜひご支援・ご協力、お願い致します。