
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 6人
- 残り
- 18日
プロジェクト本文
「千里浜なぎさドライブウェイ」が有名な石川県羽咋市
はじめまして。
私は能登半島の小さなまち、人口18000人の石川県羽咋市(はくいし)で生まれ育った松永幸則と申します。
羽咋市は日本で唯一、世界でも3か所しかない、車やバイクで走れる砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」が有名で、毎年多くの観光客の方々が訪れています。特に千里浜に沈む夕日は非常に美しく、サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SSTR)というイベントも開催され、毎年1万台を超えるバイクが参加しています。
[人生を変えた能登半島地震]
しかし、令和6年1月1日に能登半島地震が発生。羽咋市でも震度5強(推定震度6弱)の強い揺れが襲いました。市内8400世帯のうち、4割近くの3300世帯以上が、何らかの被害を受けました。
私の自宅も、家じゅうのあらゆるところにひびが入ったり、たくさんの物が壊れたりしました。地震の影響で多くの人が家や仕事を失いました。以前からの人口減少に加え、今まで経験したことのない大きな地震による甚大な被害。
「これからどうしたらいいの..」という悲痛な声が、まちのあちらこちらから聞こえました。私の家も被害はあったとはいえ、住むことができるだけまだマシです。今の自分に何かできることをしなければ..という強い思いが生まれました。地震の後、災害ボランティアとして30回以上、羽咋市内や能登全域に行きました。
すごい少年と塩職人の師匠との出会い
ある現場に炊き出しボランティアとして参加した際、まだあどけなさの残る少年と活動を共にしました。
聞くと愛知県から来た17歳で、なんと10歳からイギリスに留学していて、今は日本に帰って来て塩職人の下に弟子入りし、淡路島で天日塩を作る修行をしています、と。
すごい子がいるものだな..と感心していたら、後日彼から手紙が来て、「復興のために、羽咋市でも塩作りをしてみませんか?」と。
早速淡路島に行き、彼の紹介で師匠である塩職人の山下勤也氏を訪れました。そこでは太陽の光と自然の風、そして人の手で毎日丁寧に揉み込み、粒の大きさと味のバランスを絶妙に整えることで、極上の天日塩が作られていました。
日本中のみならず世界中から星付きのお店の料理人やシェフが訪れて買い付けにきており、星の数の合計は30を超えるとのこと。
山下氏によると、「製造過程で電気やボイラーなどの化石エネルギーを一切使わないので環境にも優しい。時間はかかるだろうが、ビニールハウスを使えば、年間平均気温が淡路島より低い能登の羽咋市でもできるはず。能登の復興のために、ぜひやってみたら」とのお言葉をいただきました。
「ぜひ、これを羽咋市でやってみたい!天日塩を作って羽咋市を元気にしたい!!」
と思った私は、山下氏に弟子入りを熱願したところ、快く受け入れてくださり、それから私は山下師匠の弟子として、天日塩の作り方を一から教えてもらいました。
(上の写真は、左が師匠を紹介してくれた兄弟子の内田翔璃さん、右が師匠の山下勤也氏。地震被害の大きかった能登町の子どもたちの給食に使ってもらうために、師匠が作った天日塩を一緒に寄付してきた時のものです)
天日塩で羽咋を元気にしたい!!
それから1年半。
ついに、天日のみでつくられた塩、「能登千里浜天然天日塩」が完成しました。
また、マグネシウムを含むにがりを、あえて残した塩で作った「富士山バスソルト」もできました。
(原材料 天日塩、青色2号)
能登千里浜天然天日塩の作り方
日本海側は太平洋側と違って天候が安定しないので、海水が汲める日が貴重です。(一年の3分の1は海岸が通行止めとなり、海に入れないのです)
汲んできた海水は、ビニールハウスの中に持ち込み、バケツにぎっしり詰めた活性炭などで濾過します。ビニールハウスの中では夏場は室温が90℃近くにもなるので、海水の水分が蒸発し、塩分濃度が高くなっていくにつれて塩ができはじめます。
しかしそれは結晶化した立方体の状態なので、ほぼ毎日、暑さに耐えながら手で揉み込み、塩の形状を口当たりがまろやかな粒状になるようにしていきます。塩が粒状になったら、最終工程です。
それから二週間前後もの日数をかけ、陰干しで自然の風に当てながら、にがりをゆっくりゆっくりと抜いていきます。(太陽の光に当てれば乾燥は早いのですが、にがりも吸着してしまうため、味が落ちてしまうのです)他にもいくつもの工程を経て、ようやく完成です。
このようにまさに手間暇をかけた作り方によって、まろやかな口当たりと適度なミネラルを含んだ風味を持つ絶妙な味わいの天然天日塩が仕上がります。
おすすめは、小粒の塩は塩だけでにぎったおにぎりや、ゆで玉子。大粒はステーキなどの肉です。
口に入れたあと、じわーっとした深いコクと余韻を感じます。人工的な辛さはまったくありません。
おかげさまで、すでに市内の複数の飲食店や店舗から問い合わせや取引の依頼を頂いておりますが、現時点ではまだ1棟だけの小さなビニールハウスで作っておりますので、これからの注文にお応えするためにも、最低でも3棟で生産したいと考えております。
能登千里浜天然天日塩を生産することで、障がい者や高齢者も働ける環境を作りたい。
能登千里浜天然天日塩を通じて、羽咋市を知っていただき、羽咋市に訪れていただきたい。
それが今の私の夢です。
ぜひ、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 松永 幸則(ソレイユ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ビニールハウス2棟の建設費用140万円 製塩容器40万円 製塩容器台製作費10万円 その他諸経費10万円 合計200万円
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料

3000円
①能登千里浜天然天日塩60g×1袋(大粒か小粒かをご指定ください)
②富士山バスソルト(雑貨)60g ×1個(1回分)
③お礼のお手紙
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料

10000円
①マイ塩作り体験
※有効期限はなく、無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合は、返金は致しかねますのでご了承ください。
※発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
②能登千里浜天然天日塩60g ×4袋(大粒〇袋、小粒〇袋とご指定ください)
③富士山バスソルト(雑貨)60g ×4個(4回分)
④お礼のお手紙
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
30,000円+システム利用料

30000円
①マイ塩作り体験
※有効期限はなく、無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合は、返金は致しかねますのでご了承ください。
※発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
②能登千里浜天然天日塩60g ×15袋(大粒〇袋、小粒〇袋とご指定ください)
③富士山バスソルト(雑貨)60g ×15個(15回分)
③お礼のお手紙
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
100,000円+システム利用料

100000円
①マイ塩作り体験
※有効期限はなく、無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合は、返金は致しかねますのでご了承ください。
※発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
②能登千里浜天然天日塩60g ×50袋(大粒〇袋、小粒〇袋とご指定ください)
③富士山バスソルト(雑貨)60g ×50個(50回分)
④お礼のお手紙
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
プロフィール

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