「私たちは、雑草を食べて生きているのです」11歳の女の子からの手紙

（出典：「みんなのえほん—our BOOK」 (えいごはいかが)　出版社：岩崎書店）

 

こんにちは。ADRA Japanの永井温子です。

今日は、ADRAの中で語り継がれている手紙を紹介させてください。

 

旧ユーゴスラビアで難民となった11歳の女の子が、世界中の人々に向けて書いた手紙です。

 

 

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私たちの苦しみを知ってください
私はまだ幼いけれど、
たくさんの大人が経験しないことを
経験してきました

 

あなたが果物を食べているとき
あなたがチョコレートを食べているとき
私たちは、雑草を食べて生きているのです

 

あなたが今夜温かい食事をしているとき
どうぞ私たちのことを思い出してください
世界で苦しんでいる子ども達のかわりに
食事をしていることを・・・

 

あなたが電気や水のある
不自由ない生活をしているとき
どうぞ祈ってください

私たちの飲み水を恵んでくれる

雨が降ることを・・・

 

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この手紙が書かれてから、20年以上が経っています。

けれど、世界では今もなお、同じような状況に置かれている子どもたちがたくさんいます。

 

 

だからこそ、私たちは40年活動してきてなお、「モアベター」な世界を目指しています。

 

 

近い将来、この手紙を書いた女の子のような境遇に置かれる子どもたちがいなくなること。

あるいは、そうした子どもたちが劇的に減ること。

それが私たちの願いです。

 

 

けれど、もしその夢がすぐに叶わなかったとしても、

 

五味さんが絵本に描いたワンシーンのように、

あたたかいスープや、甘いフルーツを好きなだけ食べて、

となりにいる人と笑いあって、食事を楽しめる時間をもてる、

そんな「今よりちょっといい未来」のために、

私たちは活動を続けていきます。

 

 

モアベターキャンペーンを通して、

あなたの力をぜひ、お貸しください。

 

 

今回は、活動資金として500万円を集めることを目標に掲げています。

その500万円で、届けられる食事や希望があるからです。

 

 

Tシャツやバッグなどを手にしていただいたり、

「ワンモアベター（1,000円）」、「テンモアベター（10,000円）」

「五味さんモアベター（53,000円）」などのプランで、

ぜひ応援してください。

 

あなたのアクションは、必ず「モアベターな未来」につながります。

ご参加を心よりお待ちしております。