不特定目的性の機能

　プロジェクト期間も残り1週間。新着情報も間があいてしまっております。

考えることをやめた訳ではないのですが、まだまとまらない、というのが正直な所ではあります。

 

昭和61年に出された「相生山緑地基本構想　報告書」の中には、現在でも反映させたくなるような考え方が述べられていたりします。その中の一つにタイトルにある「不特定目的性の機能」という言葉があります。

 

「不特定目的性の機能」

 

とはなんでしょう。文字だけでは全く意味が分かりません。

報告書には

・ぶらりと散策の途中に利用する。

・ごろ寝しにくる

・何となくいってみたくなる。

・子供と一緒の時間を過ごすために行ってみる。

 

などと書かれています。

なんのことはない、相生山緑地や他の公園が持っている、もっとも魅力的な利用方法の一つではないでしょうか。

また報告書には、「不特定目的性の機能」を、定量化しにくい行為であるものの、都市公園に最も望まれる役割の一つである、と書かれていたりします。

 

みんなが当たり前に共有している、公園の使い方だよな。昭和60年代に既に報告されていることを、過去のものと一瞥するのではなく、これからの相生山の姿を考えるための蓄積としていきたいと思います。

 

早く自分の考えもまとめないとと思います。