【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ
【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ

支援総額

1,184,000

目標金額 1,000,000円

支援者
80人
募集終了日
2020年12月21日

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2020年11月26日 15:59

[インタビュー]犬猫が輸血を要するケース

安達美帆:日本獣医生命科学大学 獣医放射線学教室出身。一次医療から高度医療現場まで、獣医師として様々な環境でキャリアを積み、今回院長に就任。ヨークシャテリアをこよなく愛する

 

犬猫の輸血ドナープログラム構築プロジェクトにご支援、ご賛同ありがとうございます!

 

このプロジェクトは、20211月に横浜・中華街で開院予定のユナイテッド横浜WANCOTT動物病院(仮称)内で、多くの犬や猫の命を救いたいという思いから立ち上げられた輸血ドナープログラムの構築を目指すクラウドファンディングです。

 

今回は同病院の院長に就任予定の安達美帆さんに、獣医師の視点から、動物たちの輸血の必要性について改めて伺いました。

 

突然発症する「免疫介在性溶血性貧血」という病

 

獣医師になって8年。様々な種類、年齢層の犬猫の動物の治療に関わってきた安達先生は、その分「輸血があれば助けられた」という動物との出会いの経験も多いと言います。そんな獣医としてのキャリアを積む中で、どんな時に一番「輸血」を必要と感じてきたのでしょうか。

 

「実は事故などにより手術で輸血が必要になるケースよりも、突然発症した病気のせいで起きる<貧血>の治療の際に、輸血ができればと思うことが一番多いんです」と話します。現場ではいろいろな種類の貧血の症例が来院されるとのことですが、特によくみられる病気の一つに「免疫介在性溶血性貧血(めんえきかいざいようけつせいひんけつ)」という名称の貧血があるそうです。この免疫介在性溶血性貧血という病気は、犬にも猫にも起きてしまう病気で、簡単にいうと「自分の免疫が暴走して、自分の血液を壊してしまう病気」なんだそう。

 

「大きい動物病院だと、月に数例のペース。小さい街のクリニックでも、数ヶ月に1回の割合で出る症例の一つ」と、比較的起きやすい病気の一つだというこの病気は、突然おこるのだと言います。

 

犬も、猫も、食欲が落ち、元気がなくなり病院で検査すると「貧血」状態だということがわかり、お薬による治療だけで改善するケースもありますが、「輸血」が必要になるケースが圧倒的に多いそうです。

 

輸血のシステムがある高度医療が提供可能な大きい動物病院であれば輸血がすぐにできるケースもあります。しかし、多くの動物病院では人間の献血バンクのように、必要な血液が保管されているケースはほとんどありません。そのため、血液型が適合(マッチ)し、輸血対応可能なドナーがみつかれば輸血という選択肢を選べます。

 

しかし、突然発症してからドナーを探すのはとても大変なことです。患者は急を要していることが多いため、時間も限られている中探さなければなりません。また、輸血ドナーになれる条件として、年齢や体重などに制限があります。若齢や高齢の動物からは健康状態を害する可能性がありますし、小型犬の場合、治療に必要な血液量が採血できません。

 

どうしても輸血ができない場合は、出来る限りの対症療法を行い、回復することを待つしかないといいます。

自分の愛犬・愛猫がどんな血液型なのかを知り、健康状態を常に把握しておくことは、万が一の状況に陥った際にも役立つだけでなく、他の動物を救う手助けができるきっかけになります。「1年に1度の狂犬病予防接種やフィラリア予防はもちろんですが、半年〜1年に1回は、犬猫の健康診断および血液検査をお勧めます」という安達先生。犬猫の1年は、人間に換算すると4年ほど。人の4年で体調はかなり変わることを考えると、簡単な血液検査で体調管理をすることも特にシニアになればなるほど重要になりそうです。

 

リターン

3,000


お気持ち応援コース

お気持ち応援コース

輸血ドナープログラムへの応援コースです。
プログラム開始報告をメールにてお送りさせて頂きます。

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃんのためのコースです。
プチお手入れ(爪切り)定期券(回数制限なし・1年間有効)

※1頭分の権利となります。頭数分お求めください。
※収益金の一部を輸血ドナープログラム構築に活用させていただきます。
※記載の相当額は爪切り・肛門腺絞り(500円)を毎月ご利用頂いた場合で計算しております。
※WANCOTT会員の方はさらに初診料(2,500円相当)無料でご案内いたします。初回ご来院の際にWANCOTT会員証をお持ちください。
※お手入れサービスを辞退することも可能です。その場合輸血ドナープログラム構築に全額充当(支援)させていただきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


お気持ち応援コース

お気持ち応援コース

輸血ドナープログラムへの応援コースです。
プログラム開始報告をメールにてお送りさせて頂きます。

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃんのためのコースです。
プチお手入れ(爪切り)定期券(回数制限なし・1年間有効)

※1頭分の権利となります。頭数分お求めください。
※収益金の一部を輸血ドナープログラム構築に活用させていただきます。
※記載の相当額は爪切り・肛門腺絞り(500円)を毎月ご利用頂いた場合で計算しております。
※WANCOTT会員の方はさらに初診料(2,500円相当)無料でご案内いたします。初回ご来院の際にWANCOTT会員証をお持ちください。
※お手入れサービスを辞退することも可能です。その場合輸血ドナープログラム構築に全額充当(支援)させていただきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 16


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