安積歴史博物館|福島、三度の震災で被災。明治期の学び舎を次世代へ。

寄付総額

940,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
48人
募集終了日
2024年3月29日

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2024年03月08日 14:50

旧福島県尋常中学校本館/安積歴史博物館 3月8日(金)現況報告

保存修理(災害復旧)工事経過報告

本格的な工事に着手すればするほど、文化財修理の妙が至るところに見えてきます。今回は地震による土壁の補修と並行して、今後の地震に備えた耐震補強も実施します。

 

壁を剥がす作業
おおかた剥がされた土壁。試しに摘まんでみるとスリット部に結着がされています。

 

一言で表すのであれば、奥が深い。文化財の保存作業をご覧になられた方はそう多くはないと存じますが、それこそ一見の価値があります。

 

土壁の様子
スリットの他にも麻縄が掛けられていて、スリット同様に土壁が粘着してあります。

 

今回の主な工程は、(1)土壁を掻き落とす。(2)置き石の基礎をコンクリートで補強する。(3)木摺りを表し耐震補強を行う。(4)再度土壁を塗りこむ、大きくわけてこの4つの工程です。そのために床板などを剥がしますが、修復後は元に戻すため一枚一枚釘を抜いて順序良く保管する(=番付を行う)作業が生じます。

 

床板を剥がした様子
床板を剥がすと土台が露呈しています。再度張り直すために各板は管理して収納します。

 

 

この「釘抜き」も簡単ではなく、木組みをばらし1本ずつ抜きまた1枚を剥がすという工程の繰り返しです。その釘抜きにも「経験と技」を窺い知ることができます。手間と時間が必要です。現在、床板剥がしと壁落としが終了しそうですが、まだまだ先は長いです。

 

2F講堂
2F講堂(中央部)は展示品を一時保管しています。粉砕物が舞い積もっています。

 

文化財を残す行為は、人の未来を描くために、現代の視点から人が行った行為を推し量る行為です。皆様のお力添えを得て何とか成功させてください。

ギフト

5,000+システム利用料


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お礼状

●お礼メール
●お礼状+入館券(2名様まで/有効期限:再オープン日から1年間)
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●館内の名簿にお名前掲載(希望制)

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2025年1月

10,000+システム利用料


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オリジナルボールペン(先行販売)

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