応援メッセージその1

代表と副代表もお世話になっている安川様より

応援メッセージいただきました！ありがとうございます！

くれ産業振興センター　アドバイザー

神戸大学客員教授　安川　幸男

　呉は今、毎年3,000人、人口が減少（中国地方最大）しており社会構造や地域経済の転換点を迎えつつあります。地域に逆風が吹くなかでもかつて東洋一の軍港で栄えたその栄光やプライド、何よりこの街が好きという呉人の心意気をいつも感じています。

そしてこの街を未来へ向けて変えたいと思っている若手経済人や挑戦者の息吹が着実に現れ始めていて、中原さんも家業をやりながら同時に地域のために活動しているローカル・パイオニアの一人です。

ミューラルアートは単なる壁面を利用したアートではなく、地域コミュニティのアイデンティティを発露し、地域の人たちの共通の想いを合わせる場であります。また社会や街の課題をアートという手法を通じて見える化し、メッセージとして受け入れる街のメディアでもあります。

そごう呉店跡地という市民の記憶が刻まれた場所でミューラルアート・プロジェクトが始動するのは、呉の過去・現在・未来を皆で感じながら想いを馳せ、この街の可能性が無限に拓かれていることを示すシンボリックなものになること、そして何より実際に未来へ向けて動いている人材がここにいること、呉の歴史のプロセスを再構築するという深い意味が生まれる場所として期待しています。