世界自然遺産のまち知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」をご支援ください!

支援総額

1,531,000

目標金額 1,300,000円

支援者
151人
募集終了日
2024年9月1日

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2024年08月05日 23:53

どのまちにも特別はあります。こんなちいさな斜里にも、こんなにも。

あしげいの理念は

「表現者は生活の中へ、生活者は表現の中へ」

 

なるほど、本当にそうだね、ボーダーレスなのがあしげいだもんね。

さあ私は地域住民として出来る広報活動を頑張るかあー

 

なんて俯瞰していたものの展示「マッチのまち」(2022年、AIRDA・山田涼子との共作)そして実行委全員出演の「葦の波」(2022年~)と、表現者のひとりとしていつの間にか引っ張り込まれていた。

それがあしげいの面白さであり恐ろしさである。

地域生活者も表現の沼へ!!

 

 

考えれば当たり前だけど、表現者(アーティスト)と地域住民の関係性に上下はないし、地域住民であり表現者である(あるいは私のように表現側へ引き込まれてしまった)場合もある。

 

あえて言うと地方イベントといえば、これまでゲストアーティストに「来ていただき」「公演していただき」、打ち上げと称して一献設けて、ご機嫌よく帰っていただく……という流れが定番だったように思う。

 

一方あしげいといえば

実行委は、大半が参加作家を兼ねている。ので、彼らは展示をしたり、公演をしたりする傍ら受付に立って地元の人々とおしゃべりしたり、コーヒーを淹れたりもする。あげくのはてには家に上がり込んですっかりお友達になったりもする。そこからさらにK点越えし、斜里に住み着いて地域おこし協力隊になった者たちもいる。

 

 

そんなだから私は「葦の波」に出演したとき、町内の知人から寄せられた「都会のひとたち(町外実行委たち)にのせられて、やってしまったんだね」という言葉にやたら引っかかってしまった。

単純にシャイで表舞台に立ちそうもないイメージの私(自分で書くのもなんだが……)の意外性に対するピュアな反応だったと思う。

 

でも「都会>田舎」「指示するほう>やらされるほう」という構図に落とし込まれるのがものすごくいや!だった。(※この知人とはぜんぜん仲わるくないです。むしろいつもあけすけに意見をくれる大事なひと)

いつも自分たちは対等であろう、あるべきだ、と心がけていたと思うから。

 

 

そもそも、あしげい共同代表である川村喜一くんが、あしげい以前、知床をテーマにした展示を故郷の東京で催すときに、私は「斜里でも作品を観たいんだけど!!!」と半ばやっかみながら絡んでいた記憶がある。

 

その後、返す刀で「旧図書館で芸術祭をやりましょう!」と、川村くんから特大ブーメランが飛んできた。そうだよ、都会に行かなくても自分たちでやればいい。東京からバストリオもやって来て、彼らはどんどん斜里のなかへ入り込んでいった。「会場で来る人を待つ」ではなく「探しにいく」彼らの影響はものすごく大きい。

 

灯台下暗し、自分にとっては当たり前すぎて風景と化していた斜里のひとびとやものごとが、あしげいのフィルターを通すと宝になるミラクルを何度も目撃してきた。

 

それは100年近い歴史を持つ会場=旧役場庁舎/旧図書館、の力も大きい。地域の膨大な記憶を貯蔵しているあの建物に、訪れた人々が思い出を持ち寄ることで生まれたエナジーがドラマをつくる。

 

 

最近、時折「斜里はすごいね」って言われる。「それに比べてうちの町は」と言葉を続ける人がいる。そうじゃないよ。

あしげいに来てくれた後に、じっくり自分のまちも散歩してほしい。

歴史を見つめ直してほしい。

近所のおじいさんやおばあさんと語らってほしい。

歩いたことのない小道に寄り道してほしい。

 

どのまちにも特別はあります。

こんなちいさな斜里にも、こんなにも。

私個人はそんなことを、あしげいで伝えていきたいです。

 

 

中山よしこ(シリエトクノート/流氷文庫/ヒミツキチこひつじ)

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