世界自然遺産のまち知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」をご支援ください!

支援総額

1,531,000

目標金額 1,300,000円

支援者
151人
募集終了日
2024年9月1日

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2024年09月15日 13:08

四年目のあしげいを終えて

今年で四年目だった葦の芸術原野祭、通称あしげいが終わりました。

あしげい実行委員、関係者、斜里町の人たち、道東で暮らす人たち、他の様々な地域からあしげいにまで足を運んでくれた皆さん、サポートしてくれた家族や友人たちに感謝です。

無事に終えることができてホッとすると同時に、終わってから一週間以上経った今でも大きな感謝の気持ちを抱えたまま東京での日々を過ごしております。

 

いま、あしげいをここまでやってこれたことに驚きがあります。自分自身の人生で芸術祭をやることになるなど思ってなかったし、立ち上げの段階から様々な困難なシチュエーションがやってきて、取り組みの中で一年一年を大切に過ごして、丁寧に進んで、ひたすら全力で取り組むことでしか辿り着けなかった景色を今年は何度も見れた四年目となりました。ただやり切ったとしか言いようがなく、やり切ったからこそ最高に楽しかったですし、学びが大いにあって表現者としてのこれからの自分にも、生活者としての自分にも返ってくるものがとても多く有意義な時間だったと感じてます。関わってくれた人たちには心からの敬意と感謝があります。ありがとうございました。

嬉しいことが山ほどあって美味しいもんも山ほど食べて、よく動いて健康的に過ごしました。あしげいに来てくれる人たちの差し入れで心もお腹も何度救われてきたか! 

 

 

今年は準備段階からさまざまな企画や構成、共同代表としてあしげい全体の理念や方向性を定めること、全体を見るような役割が多かったです。あしげいが次の三年間を見据えた新たな試みとして、念願だったJUICErecords店主でDJのMETHさんと「MUSIC SHOWER B2B」というDJイベントを企画したり、以前から取り組みたい企画だった「語り継ぐ女の歴史」の朗読ワークショップ&発表会を初めての会場としてゆめホール知床で行ったり、次の可能性を提示できるような取り組みができたのが嬉しかったです。

いろんなことをやりますが、なにより参加してる一人一人が良い状態であしげいに向かえるよう、可能なかぎりケアをしたりコミュニケーションを深めていく日々でした。あしげいを続けてきたことで嬉しいことに出会いも増えていき、関わってくれる人が増えていく喜びと共に、せめて自分が目の届く範囲で起きていることには可能な限りアクションを起こしていけるよう楽しんで仕事をしました。ライフワークといえる取り組みがこのあしげいにはあります。

 

 

自分は普段、東京でバストリオというユニットをやっていて創作する仲間たちと舞台や映像や様々なかたちで表現をして生きています。

生活することと並走して創作を続けているのですが、演劇とか舞台をやるというよりか、場を生み出す・作りだす、ということへの意識が高まっている活動のなかで、継続してあしげいで取り組めるようなものを発明したいと考えてきました。

そのなかでこの三年間、あしげい会期の最後にみんなで舞台を発表するという試みをやってきました。『葦の波』という舞台です。今年が三回目でパート3でした。毎年少しずつ変化していく新作で、実行委員として参加してくれる人たちが増えていくなかで『葦の波』に出演してくれる人も増えていってます。これは本当に嬉しいことで、「出たい!」とか、「やってみたい!」という気持ちで参加してくれる人たちとの共同創作はとても幸せな時間です。変に力が入りすぎることなく、できるだけその人自身が舞台で自分の中にある何かを表現できるよう、ひたすら日々を丁寧に過ごして準備して、最後にその発表を町の人たちが真剣にみてくれる瞬間がやってくる。

最高ですよね。こんなすごい体験ができるなんてといつも思います。

舞台という表現は目の前に人間が、お客さんがいるということが大きなことだと僕は考えているのですが、一緒に特別な体験を共有できる時間と場所を作ることができた時、忘れられないような本番がやってきます。そこにはちゃんと町の人たちがいます。ありがたいです。

出てる人たちも一人一人そうだけど客席も豊かで、どんな人たちがそこにいてもいいはずだし、いなくても大丈夫。ここがこれからも続いている限りはいつかまたここに来れるはずだし、生きてまた元気で会いましょう!という舞台です。

『葦の波』は新しい風を吹かせてます。特別な作品で、得難い体験です。

 

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他にも、『黒と白と幽霊たち』という舞台の演出と出演をしました。それから「語り継ぐ女の歴史」という町の残るすごい本に取り組むことができて発表会の演出と構成をやりました。すごくいい景色を見せてもらって、関係者の人たちにありがとうございました、という気持ちでいっぱいです。ゆめホールも初めて使えてよかったし、朗読者として参加してくれたみなさんが素晴らしかったし、あしげいメンバーの小泉くんが一緒に向き合ってくれた結果が本番にありました。彼と一緒に仕事できてよかったなあと思ってます。この企画はあしげいでこれから第二回第三回と発表会を続けて、この本の存在を大切にやっていきたいです。

あー語り尽くせないですね、もっと書きたいことは山のように。

これくらいにしときます。きっと今年のあしげいメンバーたちが書いている文章のなかにいろんな景色が見れるはずですので読むのが楽しみです。

 

あしげいは、参加者とか観客とか関係なしに、一人一人がそれぞれ輝いて見える場になっていけば楽しいし、それを実現するために全身全霊でやれることやるつもりです。みなさんとまた会えるその時までお互い健康第一で!

これからクラウドファンディングで応援してくれた人たちの期待を受け止めて次へと進む準備をコツコツ始めていきます。

それではまた会いましょう!今野裕一郎でした。

 

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リターン

1,000+システム利用料


あしげい応援コース

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メンバーからの感謝のメッセージ
このクラウドファンディングに協力してくださった方に、感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2024年12月

3,000+システム利用料


あしげい応援コース2

あしげい応援コース2

・メンバーからの感謝のメッセージ
・ウェブサイトにお名前掲載
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さらにあしげい2024ウェブサイトに協力者としてお名前を掲載させていただきます。(掲載を希望されない方はご連絡ください)

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