おかえり、彫刻たち

こんばんは。太田真木です。

今日は、祖父の彫刻たちが戻ってきました。

 

 

安定の谷中田さん。

コロナ前、母屋とアトリエを切り離す前に、来てくださった方もおひとりいて、丁寧に積まれた彫刻たちを、慎重かつ手際良く、トラックから下ろし、運び入れてくださいました。

 

 

 

 

私は、展覧会の陳列の日が大好きです。

彫刻家や谷中田美術さんたちが、設置場所や作品の状態、重さ、形状などを見極めて、確実に展示していく光景が好きです。

 

その流れるような作業の中に、経験と知識と、それに作品や作家に対する敬意が感じられて、本当に惚れ惚れしてしまいます。

 

今日も、重たい彫刻を、置いてみてから思ったようでないと、笑顔で

「いくらでも動かすので、言ってください！」と応じてくださり、、

迷いながらも置く場所も決まっていきました。

 

本当にありがとうございました！

 

 

床が沈む心配は、もう不要です！

なんと幸せなことだろう、、と床の上を飛び跳ねてみました。（笑）

 

 

戻しながら、だいぶ傷んでいる箇所も確認しました。

原型なので、壊れてしまえば、それまで。

私が近いうち、決断しなければならないことは多いのだな、と思いました。

 

でも、それでも、彫刻がアトリエに入って、ぐっと「アトリエ」になってきました。

 

おかえり。祖父の彫刻たち。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お身体にはくれぐれもお気をつけてください。

 

またご報告いたします。

 

太田真木