坪田敏男（北海道大学大学院獣医学研究院教授／北海道大学総合博物館長）

寄付総額

7,011,000円

目標金額 5,000,000円

寄付者: 469人

募集終了日: 2025年4月18日

https://readyfor.jp/projects/bearconservation2025?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます

第3弾！世界のクマ研究最前線　地球の未来をクマの生態から読み解く

坪田敏男（北海道大学大学院獣医学研究院教授／北海道大学総合博物館長）

2025年04月18日 08:46

クマの冬眠

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

長年、クマの研究に携わっていますが、未だにほとんど解明できていなくて、もう少し研究を続けたいと思っているのがクマの冬眠生理です。他の冬眠性哺乳類（ヤマネ、シマリス、ハムスターなど）と違って、体温の降下度が小さいのと一切中途覚醒をしないことがクマの冬眠の特徴です。私が冬眠している野生のクマを見たのは、写真にあるミネソタ州でのアメリカクロクマの調査に同行した時でした。静まる森の中で穴の中に籠って眠り続ける様は、クマという哺乳類の最も特徴的な生態の一面を示していると思いました。尿を膀胱に溜めながらも外に出さなくても済むメカニズムや、数ヶ月間ほとんど動かないにも拘わらず筋肉や骨が退行しないメカニズムなど、その解明はきっと人の医療に結びつくと思います。さらに、なんといっても冬眠を誘導する因子が明らかになれば、将来人も冬眠をできるようになるかもしれない。そんなことを考えながらクマの研究をしています。

冬眠中のクマのコピー.JPG

これでとりあえず活動報告は終わりです。また、何かあれば随時掲載していきます。ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。坪田

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

他の活動報告一覧をみる

ギフト

3,000円＋システム利用料

【個人向け】3,000円コース

＜返礼内容＞
・お礼のメール　
・活動報告レポート（2026年3月）

上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
＜北大フロンティア基金からのギフト＞
・寄附金領収書 ※
・北大フロンティア基金からの御礼（ https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/ ）
・銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）

※寄附金領収書は2025年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2025年6月10日の日付となります。

申込数: 216
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2026年3月

10,000円＋システム利用料

【個人向け】10,000円コース

＜返礼内容＞
・お礼のメール　
・活動報告レポート（2026年3月）
・ステッカー
・クマの画像
・オンラインサイエンスカフェ
※2025年12月頃に実施予定／日程等詳細は1ヶ月前までにご連絡予定

上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
＜北大フロンティア基金からのギフト＞
・寄附金領収書 ※
・北大フロンティア基金からの御礼（ https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/ ）
・銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）

※寄附金領収書は2025年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2025年6月10日の日付となります。

申込数: 226
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2026年3月

3,000円＋システム利用料