米山寺への交通アクセスと昔の参道について

先日、米山寺で復旧支援ワークショップがあった際にお越しいただいた方から、知り合いが米山寺にお参りしたいけれど場所がよく分からないらしいということをお伺いし、遠方からお参りされる方のために米山寺への道案内をしたいと思います。

 

遠方より米山寺に来られる際は、JR山陽本線の本郷駅が最寄りの駅となります。ここからタクシーで約4km、所要時間約10分です。また、自家用車でお越しの際は、国道２号線から小原大橋を渡り三原西部工業団地（小原工業団地）を抜けて入る道が最適です。こちらは観光バスも通行可能な道で、途中に米山寺の表示もあり、わかりやすいと思います。

納所橋を渡って入る道もありますが、道幅も狭く離合が困難な箇所もありますので、あまりおすすめできません。

 

納所橋を渡って入る道の途中に舗装していない昔の参道が残されています。道標や参道の入り口を示す石門、さらに現在はありませんが仁王門の跡なども残っている場所があります。

参道入り口の石門　　　　　　　　　　　　　　

昔の参道と石垣(※路肩通行注意）

小屋の右横が昔の参道のあったところと思われます。　　

石橋の先に階段と仁王門の跡あり

 

米山寺から石門までは、往復1.2km徒歩でおよそ20分といったところでしょうか。米山寺に来られる機会がありましたら、気候が良ければ駐車場に車を留めて、少し付近を散策されて見られるのも良かろうかと思います。

 

来る６月12日(日)には、午前10時30分から小早川隆景公命日の法要が営まれます。駐車場も30台ほどは確保できると思います。また、当日は宝物館も拝観できます。一般の方も参拝が可能ですので、ご都合が合えばぜひお越し下さい。