【応援メッセージ#3】イラストレーターうのまみさん

 

★「書店 有給休暇」開店プロジェクトに関わっていただいている方や、これまでナカセコとお仕事をご一緒した方からいただいた応援コメントをご紹介していきます。

 

3回目は、絵本『COFFEE TIME』『LEMON TIME』『窓のようなカレンダー』に素敵なイラストを描いてくださったうのまみさんです!

 

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私が、ナカセコさんに初めてお会いしたのは、今から20年以上前。

 

ナカセコさんが以前勤務されていた会社からイラストのご依頼を受け、担当になっていただいていました。

 

その時は、こんなに長いお付き合いとなるとは夢にも思っていませんでした。

 

その頃のナカセコさんの印象は、「仕事のできる大人の女性」。

いつも、品のいい素敵な小物をお持ちで憧れました。

 

静かで落ち着いた物腰で、必要なときにさりげなく背中を押してくれますが、それまではそっと見守ってくれるスタイル。

 

要点を素早くわかりやすく教えてくださり、ものすごく仕事がやりやすい。

 

案の定、会社でも重要な役職に就かれ、数年は直接お会いする機会もほぼなくなりました。

 

そんなナカセコさんが会社を退職され、ご自分の文章で絵本を作られることになり、そこに添えるイラストをオファーしていただいたことがきっかけで、今日までナカセコさんの前進し続ける姿を傍で拝見できたことは、私の喜びであり励みとなりました。

 

 

ナカセコさんとお仕事をご一緒させていただくとき、その根底に感じる、「世の中に貢献したい」という静かで大きなパワーは、私はじめ周りの人達をゆったり包み込んでいくようだといつも感じています。

 

あるとき、ナカセコさんが「実はとても慎重で、石橋を叩いて進むのではなく、叩いて叩き割るほど」とおっしゃって、驚いたことがあります。

 

私の中のナカセコさんのイメージは、どんなことも迷わず決断し突き進んでいく強い女性像だったからです。

 

でも、そのように慎重に考えながら、それでも1歩1歩決めてこられたからこそ、ナカセコさんの書く文章に沢山の人が共感し、心癒されるのだなと納得しました。

 

 

そんなナカセコさんが店主となる書店「有給休暇」は、来る人をそっと迎え入れてくれる、心休まる陽だまりのような空間となるに違いありません。

 

お店に立ち寄り、偶然出会えた品物にワクワクしたり、充電できてまた前向きになれる方がいらっしゃったり。

 

そんな書店「有給休暇」の1シーン1シーンを今からいろいろ想像して、楽しみで仕方ありません。

 

 

▼プロフィール

うのまみ /宇野万美　

 

イラストレーター。日本大学芸術学部ビジュアルデザイン学科卒

リクルート3.3㎡展入選、HBファイルコンペ安西水丸 特別賞、キャスターイラストコンテスト準グランプリ他

広告、出版物、webなどのイラストレーションを制作。グッズデザイン、キャラクターデザインも。

ナカセコエミコ著作絵本『COFFEE TIME』『LEMON TIME』『窓のようなカレンダー』(ニジノ絵本屋)など、TIMEシリーズのイラストに携わる。