パンチを受けて泣きながらやってきたS君

　友だちからパンチやキックを受けて送迎の車に泣きながら乗ってきたS君。Bremenに着いても泣き続けて暫く車から降りてもれません。様子を見ていると、押し入れの図書室で耐えている様子。訳を聞いても「話したくない」というばかりです。小１時間もすると「押し入れで勉強する。」とノートを出してきました。周りの子も何となくそっとしてあげていました。

　しばらくして気が済んだのか、「あーまぶしい。」と言いながら出てくると吹っ切れたように遊び始めました。

　丁度その日は若者の理事の菊地さんが遊びに来てくれていましたので、体を動かすうちに気が晴れたようで笑顔が見れるようになりました。泣いていた訳を話してくれたのはみんなが帰るころ。仕事で遅くなったお母様に経緯を話して対処について相談させていただきました。

　安心できるBremenに入れたい、入りたいという方がいます。どうぞ願いがかなうようにご支援をお願いいたします。