返礼品のご紹介①オリジナル軍手、雄勝石プレート

文化財防災センターのクラウドファンディングをご支援いただき誠にありがとうございます。

 

 

本クラウドファンディングでは、文化財防災に関連した返礼品をいくつかご用意しています。

 

今回はその中からオリジナル軍手と雄勝石プレートをご紹介したいと思います。

 

 

ロゴ全体のデザインは樽見星爾さん（Instagram: @seiji_tarumi）、そして、可愛らしいネコのイラストはイラストレーターの高旗将雄さん（X: @takahatakun, Instagram: @takahatakun）によるものです。

 

被災地では、地震などで被害を受けた建物の中から文化財の救出を行うことがあります。

 

万が一の倒壊やガレキの落下などから身を守るために、ヘルメットは必需品、ということで、ヘルメットをかぶったネコがモチーフとなっています。

 

文化財レスキュー活動は、文化財の専門家だけでなく、地域の方々など幅広い皆さんのご協力のもとで行われていますが、近年の災害が頻発する状況の中で、ヒトも予算もどうしても足りません。

 

まさに「ネコの手も借りたい」現場を皆様のチカラで支えていただきたい、そんな想いを込めました。

 

ちなみに、ヘルメットに描かれているマークは文化財防災センターのロゴです。

 

 

 

オリジナル軍手

軍手は防災グッズの定番。文化財防災の現場でも必需品ということで、前述のキャラクターをプリントしたオリジナル軍手を作成しました。

 

被災した文化財を運び出す際には、文化財の保護のためにも、自身の怪我防止のためにも軍手が欠かせません。

 

 

 

手の甲側にはこちらを向いて敬礼するネコが、そして手のひら側にはネコたちが文化財を運び出す様子が描かれています。

 

よく見ると、絵画や巻物、土偶、兜（かぶと）などが運び出されています。

 

プリント部分は滑り止め素材になっているので、実用性もバッチリです。

 

雄勝石プレート

雄勝石とは、宮城県石巻市で産出されたと伝えられている岩石。

 

雄勝石から作られる「雄勝硯（おがつすずり）」は600年以上の歴史をもつ伝統工芸品として有名ですが、「保温・保冷性」に優れているという特性を活かし、食器などにも使われています。

 

産地である宮城県石巻市雄勝地区は東日本大震災で大きな被害を受けた場所。

 

今回は被災地の伝統工芸を少しでも応援できればという想いで、雄勝硯生産販売協同組合さんに返礼品の制作をお願いしました。

 

 

 

雄勝石プレートは21cm×21cmの脚付き角皿で、裏面にプロジェクトロゴをレーザー刻印いただきました。天然素材ならではの、ひとつひとつ風合いの違うプレートとなっております。

 

 

以上、返礼品の一部をご紹介しました。

 

東京と奈良で開催する文化財応急処置ワークショップについては今後の活動報告でお伝えする予定です。

 

引き続き、本プロジェクトへのご支援をよろしくお願いいたします。