大切な事

お盆に実家に帰る方もいる時期ですので大切な事を書いておこうと思います

 

ペットと暮らしている方、もし自分に何かあった時に残されたペットのお世話、引き継いてくれる人は決めていますか？

 

私が今、お世話をしている猫さん達は去年に餌やり飼い主さんが入院し死去された後

外に出されたまま放置されてしまいました…

 

娘さん息子さんは飼えないから、元々、中外自由な野良みたいなものだから放って置いてくださればと私に言いました…

 

避妊手術をしたのも私…(保護もするつもりで準備中です)

 

この人達は無責任に放り投げた上になんの感情もないのでしょうね…

ずっと誰かにお世話されてきた猫たちを放って置いてとは、もう何も感情のない人たちとは話す気にもならずですが…

 

寒い日、暑い日、姿がない日、私は心配で気が気じゃないですが…

なんの感情もない人が逆に凄いなと(褒めてはない)

自分たちの親が未避妊で餌やりして中外自由にしていた事

分かった上で無関心だったのか知らないけど…

 

 

こんなパターンが最近増えていて、各地のボランティアさんが大変になってきています

 

飼い主さんが、施設に入った、入院した、死去された…

その後、室内で放置されて近所の人やボランティアの人が心配してなんとかしたり

中には衰弱したり、亡くなったいたというパターンも…

猫の場合は外に出されたり(捨ててるのと同じ)

保健所に引き取り依頼したり

などなど…

 

正直、親族だからなんとか良い方向に対応してくれるは期待しない方が良いです…(もちろんきちんとしてくれる親族の方もいますが)

 

自分が亡くなっても、何かあっても

家族がいるから、息子、娘、いるから大丈夫だろう

 

なんとかしてくれるだろう、というのは大変危ないです

 

なので、家族できちんと話し合っておきましょう

 

ご実家でペットと暮らしている家族がいる場合、きちんと後の事を聞いてみてください

また、避妊去勢手術をしてるかどうかも聞いてみてください

多頭崩壊なども増えていますから…

 

 

今は色々な選択ができる時代だと思います

 

例えば

有料だけど引き受けてくれる施設、団体さんなどを探しておくとか

 

家族や親族に引き継ぎできる人がいるなら話をして段取りを決めておく

 

遺言書に書く、ペット信託、などなど

 

 

ご自分がまだ元気なうちに、きちんと決めておいて欲しいのです…

 

あなたが大切にしていた命ある子達、あなたが居なくなってから不幸になったとしたら

想像しただけで辛いはずです

 

まだ大丈夫ではなく、備えておく、話し合って決めておきましょう

 

息子さん、娘さんによる遺棄や保健所持ち込みは結構あります…

 

残念ながら、家族だから大丈夫はないんです

 

人間は残酷な生き物だから…

 

どうか、ご自身が元気なうちに考え行動をよろしくお願いします！

 

中々、厳しい内容を書いてしまいましたが

 

活動する中で、人の残酷さ怖さは痛いほどみてきてしまいましたので…

いつも犠牲になるのは動物…

 

だけど、そうした現実の中で伝えられる場所で必死になって啓発してくださるボランティアさんは沢山います

 

またそれを皆さんが広めてくださる事で、誰か違う人へ届く事もあって

 

知る事で防げる事、考え動ける事もありますので

 

よろしくお願いいたします！