
支援総額
目標金額 1,800,000円
- 支援者
- 136人
- 募集終了日
- 2020年8月31日
奨学金で支援しているリンナちゃんのお話(後半)
おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日から冒頭でプロジェクトの状況をお知らせしていきたいと思います。
現在の支援総額 1,584,840円(88%)
目標金額 1,800,000円
支援者数 110人 残り 13日
残り2週間を切りました。
本日は昨日の続き、安田が奨学金で支援しているリンナちゃんについて書きたいと思います。
昨日の新着情報では最初に出会いました2015年から2017年、リンナちゃんが中学1年生から3年生までの様子をお伝えしました。今日は2018年からです。
2018年の訪問
2018年は4日間にわたって自転車プロジェクトが開催されました。リンナちゃんを訪問したのは3日目、彼女が通っていた中学校の自転車クラブへパーツの補給を行った後です。
到着するとすぐに家から出てきてくれたリンナちゃんは笑顔で迎えてくれました。元気そうでなにより。
今回はリンナちゃんのお兄さんもいました。お兄さんは奨学金で中学校に通っていましたが、高校には行けずプノンペンで車の洗車の仕事をしていると聞いていたのですが仕事変わったのでしょうか?
リンナちゃんは昨年中学3年生のときに何とか勉強を続けたいと願い、チャンディさんの支援を受けながら安田が高校に通う奨学金支援をしています。今は高校1年。カンボジアは11月から新学期なので高校生になりたての頃となります。二人ともおばあちゃんの身長を大きく超えました。
このときお兄さんの話も聞いたのですが、なんかワクワクする話が聴けました。
といいますのも、こちらは4人兄弟で、この2人より上に姉が2人います。そう4人兄弟で男はこのお兄ちゃんだけです。そこで姉2人が、弟を中卒で働かせるよりも、2人で弟を支援して高校で学ばせようということになったそうです。だからお兄ちゃんも1年遅れで高校1年生になったわけです。
プノンペンの学校に入り、コンピューターと英語とハングル語を学んでいるのだと教えてくれました。1部屋150ドルの部屋をなんと15人でシェアして、1ヶ月10ドルの家賃で済んでいるのだとか・・・しかし一部屋で15人とは・・・ゲストハウスのドミトリーみたいな状態なのかな?
カンボジアは男社会。高学歴の女性より、高学歴の男性の方がチャンスは多いのだとか。リンナちゃん一家はお兄ちゃんに投資するという一つの希望を持ったわけです。
さて、リンナちゃんの話をしますと楽しく高校に通えているそう。同じ中学校から進学した友達もいて楽しいんだとか。英語の授業も受けているということで話してみましたが、シャイなのかまだわからないのか意思疎通できず・・・だから・・・
「来年また来るから、それまで絶対英語一生懸命勉強してね!!今度は英語で話そうね!!!」と伝えて最後は記念写真をパシャリ。
2019年の訪問
リンナちゃんの訪問もこの年で5回目。11月に新高校2年生になったLINNAちゃんです。

すっかり大人のレディに大変身していました。もうとってもびっくりして、シャイ男の安田はドキドキしっぱなしなのでした。それでも1年に一回だけの短い時間での訪問です。
昨年約束した通り、英語でコミュニケーションチャレンジ。いくつか質問してみるも反応はいまいち。チャンディさんに訳を聞いてみると「言っている意味はわかるんだけど、しゃべるのはできない」のだとか。発音の練習をしていないのか、さてはてシャイなだけなのか。残念。
でも聞いてわかるのであれば英語でお願いを1つ。「リンナちゃん、あなたのお名前をノートにクメール語と英語で書いてもらえませんか?」とお願いしました。ボールペンとノートを渡して書いてもらいました。


それがこちら。クメール語はやっぱりわかりませんが、日本に帰ったら読み方を勉強したいと思います。
そしてこれからのことを話しました。。彼女は高2になりました。2年前の新中3になったときには「高校に行くんだったら支援続けるからがんばりや」と伝えたんです。でも高校からの進学となれば大学とか教師の養成学校とか選択肢も色々。大学進学となれば下宿となりますし生活費やらなんやらいろいろかかってきます。だからみな様々な奨学金の獲得にチャレンジするのです。
LINNAちゃんに確認しました。
「高校卒業したらどうするの?勉強続けたいの?将来何になりたいの?」

その答えは「看護師になりたい。だから大学に行きたい。でもお金がない。」でした。そりゃそうです。中学校に通うのも難しくて奨学金を受けていたぐらいなのですから。
看護師さんかぁ・・・そういえばこの日は朝はやく、カンボジアの地で超がんばっている日本人の看護師さんに会ったなぁなんてことを思い出しつつ。
そういえば2015年に初めてカンボジアを訪れ、家庭訪問で出会った下の写真の子も思い出しました。もう皆さんも何度も見ている写真だから覚えているかもしれませんが・・・

病気のお父さんを助けるために看護師さんになりたいと言っていました。元気かなぁ。この子。
もちろん看護師さんは難関です。いっぱい勉強しなければなりません。でもがんばりたいと言いました。「がんばる」ではなく「がんばりたい」。それは「がんばるための環境をください。チャンスをください。」と安田は受け取ったのでした。
いつも彼女が言うことです。「自分の人生を変えたい。」決して他力本願ではなく。自分はがんばりたい。でもがんばれるだけの環境に置かれていない。だからチャンスがほしい。
ちなみに看護師さんになるための必要な支援の金額。もちろん、彼女が他の奨学金をゲットするなどすればその額は減るのですが、最大値を前日にEDFカンボジアのチャンディさんに確認していました。看護師さんだけでなくお医者さん、先生などのケースも確認しました。
幸いにも金額は天文学的数値ではなく、安田が仕事をがんばればいいのです。ってたくさん稼げばできなくはないものでした。だから答は昨晩から決まっていたのです。彼女が勉強を続けたいのなら私は支援を続けようと。

「がんばりなよ。」と伝え、「来年また会おうね」と言葉を残してさようならをしました。
安田は胸の中が熱くなっていました。そして「仕事がんばらなくっちゃ」と思ったのでした。
2020年はどうなるの?
いつもの自転車プロジェクトに合わせた訪問。12月のカンボジア渡航は今のところ絶望的。(まだ0.001%ぐらい諦めていませんが・・・)だからリンナちゃんところの訪問もおそらくお預けです。彼女はいま高校2年生。11月になれば3年生になります。いつになるかわかりませんが、高校3年生のリンナちゃんに必ず会いにいきたいと思っています。もちろん自転車プロジェクトもリンナちゃんへの支援もEDFカンボジアのチャンディさん、スタッフのマブさん、ヴィーリャックさんを通して安田が渡航しなくても可能なんです。2015年から5年間にわたって一緒にプロジェクトを進めてきた仲間です。コロナウイルスなんかに負けません!
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
皆さん、ご支援、ご協力よろしくお願いいたします!!
リターン
14,420円

【出版記念!自転車1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けます!
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
※書籍のみ9月末頃の発刊次第お届け致します。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
12,000円

【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
14,420円

【出版記念!自転車1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けます!
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
※書籍のみ9月末頃の発刊次第お届け致します。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
12,000円

【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
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※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
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