～応援してくださる皆様へスタッフからメッセージ～

宇塚芳乃（スタッフ）

私は事務担当スタッフです。

施設でのボランティアを経て、昨年スタッフとして働き始めました。

業務としてやるべきことは多く、毎日一日があっという間に終わり、「効率よくたくさんの事務作業をしたい」けど、それがうまくできない自分に焦りを感じることもしばしば。

「自分は猫を救う活動がしたかったのに、なんか細かいことにとらわれてるなぁ〜」と立ち止まって考えることもあります。CWCの活動には、本当にたくさんの方々が関わっていて、関わり方もその人それぞれ。
代表、店長、スタッフ、ボランティアの皆様。そして、お店に来て下さるお客様、里親様、猫の保護主様、支援して下さるサポーターの皆様。
共通して言えるのは、「猫を救いたい」想いを持っている、というシンプルですが、その一点。その部分でみんな繋がっています。みなさんがそれぞれの立場で、できることをして、猫を救っています。
事務員として活動してみて、あらためて多くの方々がCWCの活動を支えてくださり成り立っていることがよくわかりました。最近では、「実は猫は苦手」という保護依頼主さんがおられました。ご友人が猫を飼っていたが、その方が病気で急遽施設へ入所するのでかわりに引き取り手を探されていました。保護依頼主さんは猫が苦手ですが、わざわざ当施設に来て、猫を責任もって引き取ってくれる施設かどうか話を聞きに来られました。
施設でスタッフの話を聞いて、大切にされている実際の猫たちの様子を見て安心し、CWCに保護を依頼されました。
猫を救いたい、その猫を大切にしている友人を救いたい、という優しい想いに触れ、私自身温かい気持ちになるとともに、保護猫活動はとても意義深いものだと感じました。

私ももともと、家で飼っている元保護猫を譲渡してくれた団体の方が寝る間も惜しんで猫捕獲、お世話、譲渡に奔走している様子を見て、自分も微力だとしても、猫のために何か活動して貢献したい、猫を救ってくれている人の助けになりたい、と思ったのがボランティアを始めたきっかけでした。なので、時には初心を思い出して、少しでも自分ができることをしようと思うようにしています。今回のクラウドファンディングで、多くの方々がご支援してくださっています。本当にありがとうございます。
皆様一人一人の『1匹でも多くの猫を救いたい』という切なる想いが形になりつつあることをとても心強く感じています。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

朝一、今日はこれこれをやる、とか色々ごちゃごちゃ考えながらバタバタと仕事場に向かうのですが、そんな私にはお構いなく各々の好きな場所でゆっくりしてる猫たち。
それを見てほっと一息ついてから事務作業に向かいます。