パレスチナ・ガザ地区で子どもたちを守るための緊急支援を開始しました

本プロジェクトにご支援いただいた皆さま

いつもチャイルド・ファンド・ジャパンのプロジェクトへ温かいご支援をくださり、誠にありがとうございます。皆さまのご支援に支えられ、ウクライナでは、毛布やジャケット、ヒーターなどを配布することができ、極寒の中で避難する人々を守ることができました。あらためて、皆さまのご支援に感謝申し上げます。

ウクライナの人道危機はいまだ収束を見せず、引き続き支援が必要な状況にありますが、今年10月、あらたな人道危機が発生してしまいました。パレスチナ、イスラエルの紛争です。

これまでに両国で6,000人以上の子どもたちが命を落とすなど、凄惨な事態が続いています。特に、「天井のない監獄」とも呼ばれるパレスチナ・ガザ地区では、水やガソリンなどのライフラインが枯渇し、病院が爆撃にあうなど、極めて厳しい状況にあります。

チャイルド・ファンドは、イタリアのメンバー団体が1997年よりガザ地区において支援活動を行ってきました。今回の人道危機においても、これまでの経験と実績を生かし、地区内のスタッフと連携して迅速に緊急支援を行なっています。これまでに78,200人に安全な飲み水や物資を配布しています。ガソリンなどの燃料が不足しているため、運搬にはロバや馬を活用し、なんとか支援を届けています。

現在は、パレスチナとイスラエルの間で一時的な戦闘休止の状態となっていますが、事態の完全な収束の見通しはまったく立っておらず、支援はまだまだ必要です。

命の危機にさらされる子どもたちを守るため、皆さまのお力を今一度お貸しください。

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