井戸の掘削作業が始まりました♪

みなさんこんにちは！

いつもチョコリコを応援してくださり本当にありがとうございます。

 

バレンタインからホワイトデーにかけてお陰様で非常にバタバタさせていただいており、

みなさんへの活動報告がなかなか発信できず、大変申し訳ありませんでした。

 

今日はカンボジアで始まった井戸の掘削作業についてご報告させていただきます。

 

カンボジアにはチョコリコのビジョンやミッションに共感し

契約農家として自分の農地でカカオ豆を栽培したいとおっしゃってくれる農家さんが

既に何軒か手を挙げてくださっているのですが、

その中にはカカオ栽培に適したとても肥沃でピュアな農地を保有しながら

経済的な理由で自分では灌水設備を用意できない農家さんもいらっしゃいます。

 

カカオ栽培には大量の水が必要になるため、

そういった農家さんの農地にはチョコリコ側で灌水設備を整備するのですが、

今回は計5ha（15,125坪）の農地を所有する契約農家さんの農地で

灌水設備を整備するための井戸の掘削作業が始まりました。

 

 

掘削作業自体は結構早く完了するそうなのですが、その先がかなり大変で、

掘削作業が完了したら、まずは井戸から水を汲み上げるためのポンプとモーター、

そのモーターを駆動するためのソーラーパネルを設置します。

 

井戸から汲み上げた水を直接5haもの広大な農園に満遍なく散水することは不可能らしく、

井戸の近くに溜め池を掘り、井戸から汲み上げた水を一旦その溜め池に溜めておきます。

※溜め池は干ばつ対策としても有効だそうです。

 

その後水が溜まった溜め池にフロートタイプのポンプとモーターを設置し、

設置済みのソーラーパネルから確保した動力を用いて水を汲み上げ、

事前に5haの農地に満遍なく張り巡らせたホースを通じて

ようやく灌水設備が完成、ということになります。

 

▼文章だと伝わり辛いと思いますので、

　現地スタッフのポールが手書きした設備のレイアウト図を貼っておきます。

　（これを見ても分かり辛いかもしれませんが...笑）

 

 

今回の井戸と溜め池の掘削作業や灌水設備の設置にも

みなさんからご支援いただいた資金（ネクストゴール達成分）を活用させていただいており、

契約農家さんの農地をチョコリコのカカオ農園としてしっかりと整備することで

将来的に貧困層の新たな雇用の創出と子どもたちの就学に繋げていきます。

 

これからもチョコリコのMISSIONの達成とVISIONの実現に向けて

精一杯取り組んでいきますので、引き続き応援宜しくお願い致します。

 

合同会社チョコリコ　渡邉千晃・由利子

 

※現地から掘削作業の動画も送られてきたのですがここには動画があげられないので

　後程インスタのリール動画にあげておきます。

　そちらも是非ご覧ください♪