＃3　活動報告　新しく入居された方

いつも、ご支援、ご協力誠にありがとうございます。

皆様のご支援頂き準備をしているお部屋でありますが、９月中旬に１名、１０月１６日から１名の方が利用を開始されました。コロナの影響による、減収や仕事を失った方です。

今回は、１０月１６日に入居された、50代のNさんについてご紹介します。

Nさんは、今年の冬に本州からお仕事を求めて来道されました。学生寮で住み込みで調理の仕事をされてきました。仕事は、貯金もでき、順調でしたが、北海道の緊急事態宣言、政府の非常事態宣言を受け、学生が寮から実家に戻る方も多く、結果、調理の仕事を失ったとのことでした。その後は、ホテルやネットカフェを転々とし、お仕事を探してきましたが、決まった住所を持たないことや非常オンライン面接も多く、結果所持金がなくなり私どものところの相談につながりました。Nさんに今後の目標について尋ねると、仕事を探してお金をため、家族とは疎遠になっているが、住み慣れた故郷の戻りたいとのことでした。

「北海道はどうですか？」と尋ねると、「夏は涼しくていいが、冬は寒いので・・・」とのことでした。

すぐに、戻ることも恐らくはできると思いますが、お金を貯めて、きちんと準備をしてから戻りたいとのことで、しばらくは北海道で暮らすことを決心しました。

北海道の気温も最近は一桁の日も多くなり、冬服を準備したいとのことで、先週の土曜日に一緒に、冬服を買いに行ってきました。

Nさんはお洒落に少し気を使われる方で、色々と洋服を選びながら、「久しぶりに洋服を買えて嬉しかった」とお話されていました。

 

これからも、こちらで入居された方の様子や事業の進行状況についてご報告させて頂きますので、今後ともよろしくお願いします。

 

＃北海道を支える　＃コミュニティワーク研究実践センター