
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 329人
- 募集終了日
- 2022年12月23日
【残り3日】黒須銀行頭取 發智庄平のメッセージ
道徳と実業は一致する
渋沢栄一ゆかりの黒須銀行を応援してくださる皆さまへ、頭取のご挨拶を紹介したいと思います。
明治42年(1909)5月2日、今の黒須銀行の建物において、創立10周年記念と新築落成記念の会が行われました。その冊子に發智頭取の挨拶が掲載されています。
注目したいのは、
・信義道徳は自分と当銀行の主義である
・道徳と実業は一致できないものではない。いや、一致してこそ始めてその業が発達するものなのだ。これは私の固く信じて疑わないところだ
と述べている点です。
渋沢研究会編『はじめての渋沢栄一』(ミネルヴァ書房、2020)によれば、
「渋沢栄一が道徳経済合一説や論語と算盤という用語を明示的に用いるようになったのは、実業界の第一線を引いた1909(明治42)年以後」
と言われているそうです。
このメッセージには渋沢栄一という名前こそありませんが、渋沢翁が「道徳経済合一説」を打ち出したまさに頃、その理念に心から共鳴する地方のリーダーの姿を見ることができるのではないでしょうか。

創立十周年紀念会及び新築落成式について
頭取 發智庄平
世人いわく黒須銀行は道徳銀行なりと。予輩不徳あえて当らずといえども、真率に我が胸中を披歴すれば、この世評を知己の言として心温たかく感ずるものなり。けだし信義道徳は吾人の生命にして我が銀行の主義とするところなり。したがって行務の改善、営業の隆盛はこの基礎の上に立ちて始めて行はるるべきものなればなり。
回顧すれば本行の成立は時運の消長により幾多の変遷ありしも、外は華主及び株主諸彦の庇蔭と、内は行員諸氏の同心協力により、この祝すべき機会を迎うるを得たるは、短才薄識なる不肖が本行代表者として深く感謝し且つ大いに慶賀する処なり。
この機会において各位に告ぐべき一事あり。各位の了承せらるるごとく、予はかつて営利的事業に対しいささかの経験なく、かつその知識に乏し、いわんやもっとも商事的苦慮を要する銀行事業に於いておや。しかるに予輩つねに一般社会の状態を視て、おもえらく道徳と実業とは一致するあたわざるものにあらず。否、一致してこそ始めてその業の発達するものなれと、これ予輩の固く信じて疑わざるところなり。
これにおいてか本行はこの主張を体し、商工業者の金融機関としてその利便を図ると同時に極めて誠実に、またすこぶる商業的に行務を経営せしが、幸いに各位の愛顧を受け、やや健全に発達し来たりしを見るに至りたるは、これ本行の主義すなわち吾人の微衷の透徹せるところにして、実業と道徳の離るべからざるゆえんなりと心密かに喜悦に耐えず、あえて一言を要するゆえんなり。
今や本行は営業所新築工事を竣え、本日を卜して落成の祝典を挙げるを得たると、なお既往十年間何等の障碍蹉跌なく幾多の進歩発達を見るに至りしは、畢竟諸彦の厚き同情と深き愛顧に外ならずと、不肖の感謝しくあたわざるところなり。
ここに十周年紀念会にあたり祝意を述ぶると同時に、本行の主義と実歴の一班を概叙し、併せて満腔の敬意を表し更に各位の眷顧を仰ぐ。
<發智庄平(ほっちしょうへい)プロフィール>
元治元年(1864)黒須村の繁田武平(満義)の長男として生まれ、母方の実家・笠幡村(現在の川越市笠幡)の豪農發智家を継ぐ。農業、教育、銀行、政治、実業、社会福祉に取り組む。霞ヶ関青年道徳研究会と共に川越町への遊郭設置計画反対運動を主導、地域振興のため霞ヶ関カンツリー倶楽部の開設に尽力するなど業績多数。昭和11年(1936)没。73歳。
黒須高等小学校校長、日本弘道会豊岡支会長・同霞ヶ関支会長、黒須銀行頭取、霞ヶ関村長、日米生糸株式会社取締役、埼玉育児院院長など。
*發智庄平について
曾孫にあたる發智金一郎氏へのインタビュー記事もご覧ください
名門霞ヶ関カンツリー倶楽部開設に尽力 大地主で篤志家であった発智庄平翁 | 東上沿線物語 (tojoshinbun.com)
ギフト
5,000円

【どなたでも】応援コース①
入間市内の方はこちらをご選択ください。
※入間市外の方もご選択いただけます。
●お礼メール
●お名前をホームページに掲載(希望制)
●お名前を竣工式で配布する冊子に掲載(希望制)
●寄附金受領証明書(2023年2月中に送付)
※入間市外在住の方でワンストップ特例制度をご希望される方は、ページ本文内の「ふるさと納税について」に記載してあるURLから入間市HPへ飛び、申請書PDFのダウンロードをお願いいたします。
- 申込数
- 71
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円

【入間市外の方へ】黒須銀行缶バッジコース
●黒須銀行行章缶バッジ
黒須銀行の行章(〇に「信」の文字)デザインの缶バッジとオリジナルデザインの缶バッジ2個セット(色と柄はおまかせ)×1
●お礼メール
●お名前をホームページに掲載(希望制)
●お名前を竣工式で配布する冊子に掲載(希望制)
●寄附金受領証明書(2023年2月中に送付)
※ワンストップ特例制度をご希望される方は、ページ本文内の「ふるさと納税について」に記載してあるURLから入間市HPへ飛び、申請書PDFのダウンロードをお願いいたします。
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 48
- 発送完了予定月
- 2023年3月
5,000円

【どなたでも】応援コース①
入間市内の方はこちらをご選択ください。
※入間市外の方もご選択いただけます。
●お礼メール
●お名前をホームページに掲載(希望制)
●お名前を竣工式で配布する冊子に掲載(希望制)
●寄附金受領証明書(2023年2月中に送付)
※入間市外在住の方でワンストップ特例制度をご希望される方は、ページ本文内の「ふるさと納税について」に記載してあるURLから入間市HPへ飛び、申請書PDFのダウンロードをお願いいたします。
- 申込数
- 71
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円

【入間市外の方へ】黒須銀行缶バッジコース
●黒須銀行行章缶バッジ
黒須銀行の行章(〇に「信」の文字)デザインの缶バッジとオリジナルデザインの缶バッジ2個セット(色と柄はおまかせ)×1
●お礼メール
●お名前をホームページに掲載(希望制)
●お名前を竣工式で配布する冊子に掲載(希望制)
●寄附金受領証明書(2023年2月中に送付)
※ワンストップ特例制度をご希望される方は、ページ本文内の「ふるさと納税について」に記載してあるURLから入間市HPへ飛び、申請書PDFのダウンロードをお願いいたします。
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 48
- 発送完了予定月
- 2023年3月

ひとり親家庭へ食の支援をする「国内子どもスポンサー」募集中!
- 総計
- 24人

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,575,000円
- 寄付者
- 2,850人
- 残り
- 29日

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
- 現在
- 13,229,000円
- 寄付者
- 668人
- 残り
- 22日

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
- 総計
- 679人

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
- 総計
- 530人

保護猫の楽園笑にゃんこ王国サポーター募集
- 総計
- 70人

引退競走馬の個性が輝き続けるために|大山と馬、50年の歩みを未来へ
- 現在
- 3,126,000円
- 支援者
- 264人
- 残り
- 36日

【映像×祭】新湊獅子舞文化を未来へ継承、ドキュメンタリー映像制作
- 支援総額
- 745,000円
- 支援者
- 53人
- 終了日
- 12/25

大人から子供まで楽しめる忍者パルクール2019in金沢開催!
- 支援総額
- 43,000円
- 支援者
- 5人
- 終了日
- 11/30
コロナ禍高校生活最後の文化祭でオリジナルソングを作りたい!
- 支援総額
- 30,000円
- 支援者
- 5人
- 終了日
- 5/15

自宅療養者を守る。 最前線で新型コロナと闘う医師団にご支援を
- 支援総額
- 27,776,000円
- 支援者
- 2,851人
- 終了日
- 10/29
氷見市で長年愛されてきたレストランを引き継ぎ、まちを活気づけたい!
- 支援総額
- 1,254,000円
- 支援者
- 96人
- 終了日
- 1/31
愛犬と幸せになる、笑顔あふれるドッグフィールドをつくりたい!
- 支援総額
- 1,348,000円
- 支援者
- 160人
- 終了日
- 3/31

沖縄の小さな保護牧場 ホースガーデンちゅらん マンスリーサポート
- 総計
- 18人












