旧黒須銀行に使用する小谷田瓦の記名会を開催しました

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復元修理工事は、基礎の作り直しが完了し、揚屋した部分を復旧、耐震補強用の鉄骨部材も無事建物内に入り、屋根の下地をつくる工事に取り掛かっています。

さて、11月6日と7日の2日間、リターンの一つとなっていた、旧黒須銀行に使用する瓦に寄付者のお名前を書き入れるための「記名会」を催しました。使用する瓦は、かつて入間市の小谷田（こやた）に2軒あった瓦店で製造され、高品質なことで知られていた「小谷田瓦」です。なお、今回の記名会開催にあたり、改めて寄付へのご協力を呼び掛けたところ、45名の方から新たなご支援をいただくことができました。

2日間で、記名会にご参加いただいた寄付者のみなさん自筆によるもの79枚、ボランティアのみなさんの代筆によるもの164枚、あわせて243枚の小谷田瓦にお名前が書き入れられました。

かけがえのない文化財をみんなで未来に伝えようという思いのこめられた小谷田瓦が旧黒須銀行の屋根いっぱいに並ぶのが楽しみですね。

【追加のご寄付受付中～11月末までのご寄付で瓦にお名前を記します～】

旧黒須銀行復元修理工事のためのご寄付は引き続き受け付けています。

11月末までに1万円以上ご寄付いただいた方のお名前を小谷田瓦に記させていただきます（代筆のみ）。

■問い合わせ　入間市博物館 TEL：04-2934-7711

https://www.alit.city.iruma.saitama.jp/news/20250902150446.html