今日は、楞厳寺に行ってきました。

本日は、所用があって太田川の上流 色川地区にある楞厳寺（りょうごんじ）に行ってきました。

 

 

色川大野地区にあるお寺で、お城かと思うような巨大な石垣の上に立っています。そこからの眺めは抜群で、色川地区が一望できます。

 

 

しかし、現在は檀家数の減少で、維持作業が年々難しくなっております。また、3年前には本尊が盗難にあい、ついに帰ってきませんでした。

 

 

もちろん、山の上にあるお寺ですから、ここでRVパークをするわけではありませんが、林業や製炭業が盛んだった頃の豊かさを彷彿とさせる立派なお寺を未来に残せたらいいなあと、ぼんやり考えたりしました。

 

 

現在、日本には、こうした住職がいない、しかし立派なお寺が数多く残されています。新しい取組みをする中で、一つでも二つでも未来に受け継いでいたけたら、うれしいですね。

 

お寺に来られる方が、よく「お寺は落ち着きますね。」とおっしゃいます。仏教の目的は、人々をストレスから解放して、心安らかに生きられるようにすることです。ですから、お寺も皆様の心が軽くなるように作られております。

 

こうしたお寺に足を運ぶことで、日常のストレスから解放され、生きる力を得ることができる人がいるのではないか。お寺を必要とする人のためにこそ、お寺を残したいと考えています。