Tuburanスクールから、メリークリスマス！！

こんにちは！

いつも、応援ありがとうございます。

今年も、残りわずかとなりましたね。

 

国民の８割以上がカトリック教徒といわれているフィリピン。

「フィリピン人はクリスマスのために生きている！？」という格言があるほど、その盛り上がりは半端じゃありません(笑)

 

９月に入ると店頭からクリスマスソングが流れだし、クリスマスツリーが登場。

街全体がイルミネーションに包まれ、最もにぎやかになる、１２月のとある日、Tuburanスクールでも、クリスマスにちなんだ祝祭が行われました。

 

「アドベント スパイラル」

 

クリスマス前の、一番日の光が短くなる時期に、自分自身の内面に眼を向け、暗い中でも光や希望などを絶やさず、育くんでいく。という願いが込められた祝祭。

 

常緑樹の葉で作られた、うずまき道は「自分の内側に向かう道」

子供たちが持っているりんごは各自の「身体」

その中に光る「内側のひかり」

 

 

うずまき道の真ん中に光る灯は「大いなる叡智」

 

 

子供たちはひとりひとり、うずまきの道の中にりんごろうそくを手にして入っていき、中心にあるろうそくから手にしているりんごろうそくに火をいただき、うずまきの道の途中に置いて行きます。

 

あとから来る人のために、その道を照らすように。

 

小さい子も大きい子も、初めて体験する子も、みんな真剣なまなざしで、一歩一歩、歩いて行く姿はとても神聖で美しく、子どもたちの将来が光に導かれますように、と祈りにも似た想いで、大人たちは静かに見守ります。

 

つづいては、「セイント　ニコラス祭」

 

サンタクロースの由来となった人物といわれている「St. Nicholas」が、今年も学校にやってきてくれました。

 

子供たちがいつも通り教室でクリスマスの歌を唄っていると、「トントントン」とドアがノックされ、St. Nicholasが静かに登場。

その瞬間の子供たちの、息をのむ表情がなんともほほえましく、今でも目に焼き付いています。

 

ひとりひとりの子供たちを抱き寄せ、その子の素晴らしいところや、素敵なところを伝てくれた、St. Nicholas。子供たちの何とも言えない、嬉しそうな、幸せそうな顔が印象的でした。

 

 

最後は、小学部の生徒による、「クリスマスの劇」

 

日本でもよく知られている「キリスト誕生の物語」です。

Tuburanスクールの劇は少しユニークで、本番当日まで「どの子がどの役をするのか？」が決まっていません。なので、全員が全部の役のセリフを覚えるのです。それは、物語の全体を各自の身体、頭、心で感じ、体験してもらうため。子供たちは、自分が何の役になるのか楽しみにしながら練習を重ね、この日を迎えます。

 

劇当日は、保護者が見守る中、みんなそれぞれの役をとっても上手に演じていました。

 

途中でクラスメイトが忘れたセリフを、みんなで教えあうというほほえましい場面もみられ、みんなでひとつのものを創り上げるというとう楽しさと尊さを感じました。

 

今年も、たくさんの、おかげさまで、無事にクリスマスをお祝いできたこと、本当に嬉しく思います。

 

皆さまも素敵なクリスマスを！

メリークリスマス！！