シモンの妻・ドーカス　彼女のプロジェクトへの思い

 

シモンの妻・ドーカス

 

若干24歳の彼女。

現在もまだ大学に通う彼女はシモンと同様、約5年前から女性の社会的自立

支援活動を積極的に行ってきた中心的人物です。

 

2018年には彼女の活動が大きく評価され、国連から貧困や飢餓の根絶に取り組むアフリカのヤングリーダー16人に選抜されました。今や年に何回も世界中を飛び回りガーナのジェンダー格差問題の根絶に向けて彼女の行っている活動を世界中に発信している、そんな行動力に溢れた女性です。

 

ドーカスは主に女性のへルスケアについての活動に力を入れており、貧困ゆえに生理用品を買うことができない女性たちに向けて布ナプキン作って配布する支援活動や女性自身で自分の体を守って行けるよう性教育セミナーも開催しています。

 

今回のバスケット工場を建設する話し合いをシモン・ドーカス夫妻とスタートさせた段階で、彼女たちからの要望として必ず女性の為のヘルスセンターをバスケット工場と併設で作ってほしいというものでした。

 

ガーナでは性に関する悩みや相談を他人に打ち明けたり、気軽に話せる環境がないということ、そんな悩みを抱えている女性たちにとっての受け皿となる場所を作りたいと言う事。

 

一人でも多くの女性にとって心の拠り所になれるよう。

 

ドーカスの思いを受け取り、私たちはバスケット工場と併設でヘルスケアセンターも建設することを決定しました。

 

女性が女性であることに誇りと自信を持って生きていける社会にすべく、私たちは挑戦を続けてまいりますので、皆様ご支援の程何卒よろしくお願い致します。