希少な動物たちを救うため最高のどうぶつ医療チームを作りたい

希少な動物たちを救うため最高のどうぶつ医療チームを作りたい

支援総額

4,576,000

目標金額 3,500,000円

支援者
315人
募集終了日
2019年12月10日

    https://readyfor.jp/projects/doubutsuishidan?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

ネクストゴールに挑戦いたします!!

 

みなさまのあたたかいご支援ご協力のおかげで無事に目標金額350万円を達成することができました。

本当に本当にありがとうございます。

 

いよいよ未来を創るどうぶつ医師団としても本格的なスタートを切ることができます。

この度みなさまにいただきましたこの機会を最大限に活かさせていただきたいと思い、ネクストゴールにも挑戦させていただくことを決意いたしました。

 

ネクストゴール分は、すべて今後の動物たちの診療費に充てさせていただきます。

 

目標金額に50万円を追加して400万円を最終ゴールとして目指させていただきます。

 

重ね重ね、みなさまにはお願いをすることになりますが、必ずみなさまと動物たちの幸せのために貢献してまいりますので、何とぞ最後まで応援いただければ幸いです。

 

 

▼自己紹介

一度失ったら、もう二度と元に戻せないどうぶつたちの命動物園水族館の貴重などうぶつたちに、動物福祉と質の高い獣医療による健康管理を!!

 

野生動物専門医の福井大祐です。これまで、約20年間、犬猫病院の勤務獣医師、旭川市旭山動物園の専属獣医師、大学附属動物病院麻酔科の研修獣医師、野生動物の調査NPOの研究員、岩手大学獣医学科の教員を経て、多種多様などうぶつたちの数多くの命に向き合ってきました。

 

 

旭山動物園の獣医師として、現場で、どうぶつたちのいのちに日々真剣に向き合っていた頃、自分や先輩の獣医師だけでは、診断が付かない病気や治せない病気に時々遭遇しました。結果的に、救えなかったいのちがある一方で、大学の恩師に相談すると、応援に駆けつけてくれたり、治療方針について的確なアドバイスをもらったりして、守り切ったいのちがありました。

 

私は、学生時代、大学を休学し、オーストラリアに渡り、動物園や野生動物保護センターなどで研修を受けました。そこでは、世界でも先端の動物園動物・野生動物医療が行われており、衝撃を受けた経験があり、今の私の基盤になっています。

 

我が国の動物園水族館の動物医療は、欧米やアジアの一部地域に比べ、立ち遅れている感があります。自分の力量不足で旭山動物園時代に救えなかったいのちがあったこと、また、国内の動物園水族館のマンパワー(人数・技術・時間)や医療設備・予算の不足のため、そのしわ寄せがすべてどうぶつたちに行き、貴重な命を守り切れない現状があることを悲しく、残念に思ってきました。

 

そこで、動物園水族館のどうぶつたちにも伴侶動物並みの質の高い動物医療を届けたい! 現場の飼育・獣医スタッフを育成したい!」と想い、どうぶつ好きな有志に声をかけて集まり、動物園水族館動物医療チーム「未来を創るどうぶつ医師団」を結成しました。

 

現在は、どうぶつたちの命に日々向き合い続ける中、本チームの代表として、不足した人材・設備・予算を確保し、温かく、力強い診療体制を創ろうと奔走しています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

動物園水族館の現場では、獣医師と飼育技術者がどうぶつたちのいのちに日々、真剣に向き合い、11羽でも多くのいのちを救おうと日々努力しています。

 

しかし、近年動物園の展示動物が十分な動物医療を受けられない「ネグレクト型動物虐待」の事例が公になっています このような動物園水族館のどうぶつたちが適切な健康管理を受けられず、不健康な状態で放置されてしまう状況は、潜在的には、どこの施設でも起こり得る課題とも考えられます。

 

なぜなら、日本には、世界と比べ、動物園水族館が数多く存在する一方、専属の獣医師が配属されていない施設もあり、概してマンパワー(人数・技術・時間)が不足しがちです

もちろん、十分な経験を持った獣医師と設備を配置し、高いレベルの健康管理を行っている施設もあります。

一方、マンパワー(人材・技術・時間)不足のため、また組織の専門職に対する理解不足や設備・資金難のため、診療や保全研究などの活動に苦慮している現場が多くあることも現実です。

 

また、国内の動物園水族館の動物医療が発展途上にある要因の一つとして、欧米では、動物園水族館の動物を診る非常に高い技術を持った専門医が配属されている一方、日本では、獣医大学に、動物園水族館の動物医療を十分に教育するカリキュラムや体制が整備されていないことがあります。

 

動物園水族館で働く獣医師は、学生に人気が高い憧れの職業である一方、採用募集の少ない狭き門ですが、実際に現場に出ると、理想と現実のギャップに悩み、夢を諦めて退職してしまう者も少なくありません。

 

多くは、現場に出てからトレーニングを積んで技術を身に付けることになりますが、同じ職場内で先輩から、あるいは前任者からの引き継ぎが十分に行われず、孤立してしまう。

 

このような国内における動物園水族館の動物医療の現状から、絶滅危惧種であるにも関わらず、適切な健康管理を受けられず、予防可能な病気にかかったり、診断治療な病気にも関わらず短命に終わったり、動物福祉・倫理的な課題が存在し得ます。

 

動物園水族館の飼育動物は、同種の野生個体の現状を伝える大使です。

動物の展示を通じ、その動物に興味を持ち、野生個体が生息する自然環境の現状について、知り、学び、想いを馳せ、彼らをリスペクトし、守り、残して共存して行きたいと想い、そのために何ができるかを考え、行動に移す、動物園水族館にはそのような人を育む使命があります。

その使命を支える主役がどうぶつたちですから、彼らの動物福祉と健康管理は、もっとも重要な基盤と言えます。

 

そこで、この基盤を支える動物医療の課題に対し、岩手大学、東北地方の動物園水族館が中心となり、動物医療チーム「未来を創るどうぶつ医師団」を結成しました。

 

高度な動物医療技術を持った専門医の指導の下、複数の動物園水族館の獣医師が協働するチーム医療による質の高い動物医療を各地で展開し、貴重な命を守りたい!!と立ち上がりました。

現在、国内の動物園水族館の動物医療に潜在する課題に対し、力を結集して取り組み、未来に、貴重ないのちを引き継ぎ、その担い手を育てて行くことを目指します!!

 

設立にあたっては、獣医師のみならず経営者や伴侶動物の保護団体、IT技術者など様々な分野の専門家が集まり団体が取り組むべき課題の共有と具体的なアクションに向けた案を出し合い、持続可能な活動となるようプロジェクトを進めています。

(現在、一般社団法人設立の申請中です)

 

設立チームメンバー
福井大祐(岩手大学農学部共同獣医学科准教授)
辻本恒徳(盛岡市動物公園園長)
中田朋孝(パセリ動物病院院長)
岡崎正信(株式会社オガール代表取締役)
工藤幸枝(NPO法人もりねこ理事長)

 

絶滅危惧種ニホンイヌワシ
絶滅の危機に瀕している希少なニホンイヌワシ
岩手県は彼らの生息地となっていますので何としても次の世代に残していかなければなりません

 

 

▼プロジェクトの内容

 

希少種含む貴重などうぶつたちの命を全力で守り切れる強い動物医療チームを創りたいです。

 

全国の動物園水族館のどうぶつたちに、最高の質の動物医療を届け、動物福祉の向上に貢献していきたいと考えています。

 

今はまだ始まったばかりの小さな団体ですが、今後は一般社団法人として形ある組織を立ち上げ活動の基盤を作るとともに、実際に診療など具体的な活動をしていくための資金の確保を目指して行きます。

 

このプロジェクトでは、法人の設立、維持にかかる資金と今後の活動のためチームで共同使用できる医療機材購入費(麻酔器、麻酔モニター、電気メスなど)、遠征費、高度医療機器を用いた診療料金の負担費用(CTや手術機器などの使用消耗品費)、薬品・消耗品費(シリンジ・注射針など)を備えるのをお手伝いいただきたいです。

 

特に中小の動物園水族館では動物医療にかけられる人材・技術・医療機材・消耗品などが不足しているのが現状で、予算の問題から貴重ないのちを守り切ることが難しい課題にも直面します。

 

わたしたち未来を創るどうぶつ医師団は、各地の動物園水族館と協働し、貴重などうぶつたちの命を全力で守り切ることができる動物医療チームを目指して行きます。そのため、国民のみなさまにも支援を受けながら、協働していただき、自由でフットワーク軽く、全国を飛び回れるような診療活動を展開していきたいと考えております。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

最先端の研究と技術で動物たちのいのちをつなぐことで、日本の動物園水族館が単なるレジャー施設ではなく、世界中の動物たちや地球環境のことを学び、動物たちと共存してしあわせに生きることに想いを馳せることのできる動物園としての本来の機能を支援できる活動を展開してまいります。

 

動物園水族館のすばらしいどうぶつたちに、動物福祉に配慮した質の高い医療を!!

 

みんなの力を結集し、マンパワー・技術・医療費の不足を補い、どうぶつたちの健康を支える仕組みを創ることで、より効果的に、多くのいのちを守り切れるようになり得ると考えています。

質の高い動物医療の提供により、彼らの福祉と生活の質をさらに向上させ、長生きしてもらうことで、繁殖による種の保存を図り、持続可能な動物園水族館を創ることにつながるはずです。

 

本プロジェクトを通じ、第一に、これまであまり知られてこなかった動物園水族館のどうぶつたちが置かれている医療の現状を知っていただき、国民みんなで貴重な命を支える仕組みを創ることを目指します。

 

チーム医療を通じ、同じ悩みを抱えている現場の若い獣医師や飼育技術者を育成して動物の健康管理の技術とモチベーションを向上させ、同時に学生教育により高度な知識と技術を持った人材を輩出して動物園水族館に配置できることを期待しています。

 

本プロジェクトは、人・動物・地球の健全性は一つにつながっているというワンヘルスの概念に基づき、未来のこどもたちとどうぶつたちが健康で幸せに暮らせる地球環境を維持するための小さな活動の一つです。

 

私たち日本人が何気なく使っている便利な製品や食品がある一方、その裏側では多くの貴重な生き物たちの犠牲の上に日本社会が成り立っており、現地の彼らの暮らしを脅かしていることもあります。動物園水族館は、このような現状を伝えることのできる貴重な施設です。

 

日本各地に動物園水族館があり、世界中の貴重などうぶつたちを気軽に観れることは、大変幸せなことであり、彼らが置かれている現状を学び知ることができます。

 

以前は、どこの動物園でも観られたどうぶつたちの飼育個体数が減少し、今後、観られなくなって行く種が増えています。

 

今後、動物園水族館がこれらの使命を全うできる持続可能な施設として機能していくためには、その基盤となるどうぶつたちの健康管理をさらに向上させることが鍵となるでしょう。

 

私たち未来を創るどうぶつ医師団は、動物園水族館と国民のみなさまと協働し、どうぶつたちのいのちを守り切ることを実践し、後生に残し、その先に、地球上の生き物たちと共存し、保全する活動につなげたいと考えています。

地球上のどうぶつたちのため、どうかこの活動の支援を通じ、協働をお願いいたします。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・プロジェクトの終了要項

運営期間             

2019105日〜2020930

 

運営場所             

岩手県盛岡市菜園2丁目66三栄ビル5F

 

運営主体             

岩手大学農学部共同獣医学科 准教授 福井大祐

NPO法人もりねこ 理事長 工藤幸枝

 

運営内容詳細     

動物園、水族館のどうぶつたちの診療および、動物の医療福祉向上のための教育、啓発活動

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/doubutsuishidan?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/doubutsuishidan?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


【未来を創るどうぶつ医師団】応援コース

【未来を創るどうぶつ医師団】応援コース

応援いただいたみなさまへお礼のメールと、オリジナルステッカー、定期的に活動報告誌(紙媒体 年2回発行予定)をお届けいたします。

30,000円(10口分)で1匹の動物にCTを1回受けさせることができます。

おひとりさま何口でもお申し込みいただけます。

申込数
297
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


【チャリティーグッズ】くまおマウスパッド

【チャリティーグッズ】くまおマウスパッド

保護ねことの暮らし、TNR、ネコもSDGsなど動物や環境問題についても啓発を呼びかける人気インスタグラマー「くまお」のオリジナルマウスパッドをお届けいたします。

一般社団法人くまお様よりチャリティーグッズとしてご提供いただきました。

さらに、お礼のメールと、オリジナルステッカー、定期的に活動報告誌(紙媒体 年2回発行予定)をお届けいたします。

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2020年3月

3,000


【未来を創るどうぶつ医師団】応援コース

【未来を創るどうぶつ医師団】応援コース

応援いただいたみなさまへお礼のメールと、オリジナルステッカー、定期的に活動報告誌(紙媒体 年2回発行予定)をお届けいたします。

30,000円(10口分)で1匹の動物にCTを1回受けさせることができます。

おひとりさま何口でもお申し込みいただけます。

申込数
297
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


【チャリティーグッズ】くまおマウスパッド

【チャリティーグッズ】くまおマウスパッド

保護ねことの暮らし、TNR、ネコもSDGsなど動物や環境問題についても啓発を呼びかける人気インスタグラマー「くまお」のオリジナルマウスパッドをお届けいたします。

一般社団法人くまお様よりチャリティーグッズとしてご提供いただきました。

さらに、お礼のメールと、オリジナルステッカー、定期的に活動報告誌(紙媒体 年2回発行予定)をお届けいたします。

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 18

プロフィール

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る