「犬の殺処分ゼロ」の最後の砦、保護犬たちに快適な環境を!
「犬の殺処分ゼロ」の最後の砦、保護犬たちに快適な環境を!

支援総額

2,003,000

目標金額 1,450,000円

支援者
82人
募集終了日
2018年10月31日

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2018年10月25日 09:41

飼育放棄の現場

プロジェクトは目標金額に達しましたが、期間は続きますのでネクストゴールの設定中です。

 

 

しかし、そんな中でも、飼育放棄はひたすら続きます。

 

以前から電話でやり取りしておりましたが、実際に会うと、思う所が多いです。

 

1件目は、ご自身が持病で、長期入院するから・・・と。

一次保護ではなく、里子に出してもよいという完全なる保護で、1歳なのに誕生日も「書類を見て下さい」とあまり大切にしている感がないので、どこまで本当かはわかりません。

 

2件目は、親御さんが末期がんで入院することになったのですが、娘さんが飼えないので保護してほしいとのこと。こちらは、12歳の子だったので、親御さんが大事に飼っていたにもかかわらず、親の「負債」を自分たちで「処理」しなければいけないという面倒さが随所に出ていました。

 

 

今日は保育園にお迎えに来ていた常連さんも同じ時にいたので、様子を見ていたようですが、愛犬家からすると信じられないことが多々あります。

 

これまで使っていたサークルやお皿を持ってくる方もおられますが、本当に何も持ってこない方が多いです。

 

サークル一式持ってこられたケースでも、寝床であるクッションがない。持ってきたお皿も、洗った形跡がないくらい汚れている、それを入れてきた箱もほこりがたまっている、ノミダニ予防薬は去年のものが入っている・・・愛犬家の方からすると、ちょっとあり得ない状況です。

 

ほこりだらけのかご、汚い皿

 

僕たちはこういうことに慣れっこになってしまっているので、怒りもわきますが、「持ってくるだけマシ」です。

 

実際、ここを出たとたん「捨てられてよかったね」とニコニコ顔で会話して帰っていく人たちもいます(娘が目撃しました)。

 

僕たちはある部分、麻痺しなきゃやっていられないのですが、犬への愛情がないことは今さら変えられないにしても、人として、「そこは礼儀としてちゃんとしないのか?」と疑問に思うことはあります。

 

ですが、飼育拒否する方に共通するのは、こういった、一般のマナーというのも乏しい方が多いように感じます

犬のご近所トラブルが起きて飼育拒否というのもあるので、当然かもしれませんが、本当に、「外面」は良くても、礼節を知らない方が多いように思います。

 

 

他にも、飼育拒否する方に共通しているのは、都合の悪いことは隠すことです。

 

受け取りを拒否されたくないので、病気のことを言わない人も多いです。

犬を飼っていない人でも、ほぼ白い目をしていれば異常を感じるはずなのに、「目が見えない」ことをこちらが言うまで一言も言ってこないこともあります。指摘してはじめて「そういえば、病院であまり見えていないかもと言われました」と他人事のように言い出すのです。

目が白濁しているのがわかるのに

・・・こういう人にとって、犬はやはり「物」でしかなく、「生命(いのち)」ではないのです。悲しいことですが。

 

 

また、「親が与えていたので…」とアレルギー療養食のフードの残りを持ってこられましたが、アレルギー症状がどうなっているか全く知らない、なんてことも。アレルギーが命にかかわることもあるなんて今どき常識なのに。

 

しかも、病院のホテルに預けていたのに、何を食べていたかまったく疑問に思わない。なんならそのことを聞けば、「病院は預けていただけなので!」と逆ギレ・・・。

 

愛犬家の方からすると、信じられないことでしょう。

 

ですが、これが、テレビで映されない、飼育放棄の現場です。

 

 

飼育放棄される方は、バレるようなウソを平気でつきますし、常に「自分はいかに被害者か」ということを、聞いてもいないのに話してきます

 

「○○だから・・・」「○○のせいで・・・」色々な事を言ってきますが、保育園に来る愛犬家の方と、根本的に違うことを言ってるので、そらぞらしく聞こえてきます。

時には、「毎月お金を持ってきます」とも言ったりしますが、ほぼすべて、その場しのぎで言ってることがほとんどです。

 

そう断言できるのは、本当の愛犬家であれば、そんなことはしないからです。

 

愛犬家なら、「この子が困らないように」と考えて行動しますが、飼育拒否される方には、根本的にこの発想がありません

だから、結果として、飼育拒否したくなるような「問題行動のある犬」「誰も引き取り手がない犬」になっているのですが・・・そこを顧みることもありません。なぜなら、全部「自分のせいじゃない」からです。

 

こういう人は、犬を飼う資格がありません。

 

 

犬は、人間よりも小さく、立場も弱い存在です。

だから、自分の選択したことすら責任を持てない人は、犬は飼ってはいけないのです。

 

だから僕たちからその方々に言うことは「二度と飼うな」と言うだけです。

 

むしろ、僕たちの気持ちはその犬に向かいます。

こういう子たちを、ここで保護できてよかったな、と思います。

 

ここなら、

叩かれることもないし、

清潔な環境で生活が出来るし、

安心して寝ることができるし、

遊んだり散歩に行くことも出来るし、

ちゃんとご飯も食べさせてもらえるし、

甘やかされて糖尿病になることもないし、

人と生活する喜びを知ることもできる…。

スタッフは犬を愛しています
うちのスタッフは、犬を心から愛しており、保護犬も安心しています。

 

「動物愛護」だけが先走りして、「保護ビジネス」も出てきました。

譲渡先がすぐ見つかる子犬だけ保護する、寄付金だけ集めて、適正な活動を続けていないこともあります。愛護センターも、飼育拒否の「拒否」はしますが、結果、行き場のなくなった犬が、「ジモティー」に出て、それでも老犬や病犬は売れ残りますから、行き場を失う・・・。

 

この犬たちと、愛犬家の家で飼われている犬は、何が違うのでしょう?

それは、犬が悪いのでしょうか??

 

僕たちは、こういった犬たちの「気持ち」を常に考えます。

とにかく「殺処分ゼロ」にすればいいと、数分の散歩をする時以外はクレートに入れっぱなしにすることが、犬のためになるのかと言えば違うはずです。犬が喜びを感じながら、まして老い先短い犬であればなおさら、幸せを感じながら暮らしてほしいと思います。

 

ここでは、犬も人も幸せを感じながら暮らしてほしい

僕たちも、犬が幸せになれるのを見て幸せな気持ちになります。

 


そのために僕たちは、毎日必死に活動しています。

 

ですから、皆さんのご支援・ご協力が、本当に助けになるのです。

リターン

3,000


保護犬が安心して暮らせるご支援を!

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・お礼のお手紙
※Eメールで送らせていただきます
※手数料等をのぞき、全額プロジェクト実行のために大切に使用させていただきます

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年11月

5,000


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・お礼のお手紙
※Eメールで送らせていただきます
※手数料等をのぞき、全額プロジェクト実行のために大切に使用させていただきます

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年11月

3,000


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※Eメールで送らせていただきます
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在庫数
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発送完了予定月
2018年11月

5,000


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発送完了予定月
2018年11月
1 ~ 1/ 11


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