「いくつもの手のひとつに」エファジャパン監事　宮原朝香さん

エファジャパンの監事で、認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク事務局長の宮原朝香さんから応援メッセージが届きました！

--------------------------------------------------------------------------------------- 

私が職員としてエファジャパンの活動に関わっていた頃、カンボジアのスラムには学校に通えないことで疎外感を感じたり、学校での心無い扱いに悲しい気持ちを抱いている子どもたちがたくさんいました。

また、親や祖父母など彼らを育てる人たちも、子どもの可能性を信じているものの、子どもたちが機会を与えられないことや必要な配慮を受けられないことに悔しい思いをしていました。

 今回の支援対象である障害を持つ子どもたちも、状況は違いますが、しかし同じような困難を抱えています。

 子どもたちにとって学びの場があるということは、自分に学ぶ力がある、成長する可能性があると認められている、と感じることができるということでもあります。

そして、そうした適切な期待を受けることが、子どもたちが自尊心を持ち、意欲を持って自分の道を切り開くことにつながっていきます。

 そんな風に、彼らの背中を優しくおすいくつもの手のひとつとして、加わっていただけたら嬉しいです。

エファジャパン職員時代の2010年5月、 プノンペン市内寺子屋教室を訪問した際の宮原さん（一番右）