47都道府県旅の終着、デニム兄弟がジーンズの街に拠点をつくる

支援総額

11,244,000

目標金額 10,000,000円

支援者
599人
募集終了日
2019年9月20日

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2019年09月06日 17:50

天然藍100%、時代に左右されない本格派デニム「Spoke」

 

5thモデル「Spoke」の特徴

 

EVERY DENIM 5thモデルとして登場するのは、オーガニックコットン100%の糸を天然藍のみで染め上げた本格派ジーンズ「真ん中デニムーSpoke」

 

1892年(明治25年)に創業した広島県福山市の老舗染め工場「坂本デニム」。環境配慮へ大胆なチャレンジを行う同社は、工業生産で用いられることの少ない「天然藍」を100%使用し、オーガニックコットン糸を独自の技術で染め上げています。

 

 

5thモデル「Spoke」に用いられる生地は、そんな坂本デニムの糸を用い、同じく福山で明治時代から生地を織り続けてきた老舗工場「篠原テキスタイル」が織り上げた、独特の厚みと柔らかさを持つ素材になっています。

 

生産効率の観点から、現代では世界的に稼働台数の少ない旧式の織り機を使用し、ゆっくり、ふっくらと、しっかりと、コットン素材の特徴を活かして織り上げた生地。

生地の端には旧式織り機ならではの耳(=セルビッジ)が付いています。


シルエットは程よくスリムなストレート。見た目においてまっすぐなきれいさを大事しました。

 

EVERY DENIM製品の「真ん中」を飾る、時代に左右されない本格派デニム「Spoke」の誕生です。

 

 

 

 

環境に配慮した染めのパイオニア「坂本デニム」

 

業界をリードする形で環境に配慮した糸の染めを行ってきた坂本デニム。

 

7年前に開発した、染色過程において薬剤を使わずなるべく環境に配慮した「エコ染色」といった技術や、水を使用する染め工場としてキレイな水のある暮らしをサポートする環境事業部の立ち上げなどが代表例です。

 

オーガニックコットンが、コットンの栽培過程における環境配慮であるのと同じく、インディゴの染色過程においても環境配慮に力をいれるべき。

 

「せっかく原料がオーガニックでも、糸を染める段階で薬品まみれにしてしまったらもったいない」。そう考える坂本デニムの時期社長・麻耶(まや)さんの言葉はとても力強いです。

 

これまでのやり方を変え、環境に配慮したものづくりへ舵を切るためには、大胆な設備の投資を行わなければなりません。

 

7年前の「エコ染色」への取り組みの際は、機械を大幅に変更したために「これまで通りの色を出すのが難しい」と、現場の職人さんからも反発があったそう。

 

製造側の変化は、常に現場の職人に技術のアップデートを要求し、それに向き合えた工場だけが時代を超えて生き残れるのだと、坂本デニムの経験が物語っています。

そんな環境配慮に大きな挑戦を続ける坂本デニムの、次なるアクションは「インディゴ染料の天然化」。

 

従来、工業的なデニム生地の糸を染めるにあたり用いられているのは「合成インディゴ」という石油由来の染料。

 

一方「天然インディゴ」は、天然由来の成分からつくられたインディゴ染料のことです。

 

1880年に天然インディゴと同じ成分構造を持つインディゴを合成する技術が開発されたことから、工業生産されるデニム生地は素材糸に合成インディゴを用いられるのが一般的になりました。

 

天然インディゴについては、量産できる数の限界から、商業ベースで生産量の100%をまかなうことは難しく、坂本デニムも、合成インディゴとブレンドしたり、製造の一部として使用してきました。

 

そんな中、近年ますます進む世界的な環境志向と、ものづくり企業としての新たなチャレンジとして、坂本デニムでは、自社で保有する5台の染色機のうち、1台を天然インディゴ専用として稼働することを決断しました。

 

「世の中にもっともっと環境志向が広まり、ウチとして安定的に天然インディゴを使用することができれば、決して価格的に非現実的ではない」

 

覚悟と決意を込めて麻耶さんはそう語ります。

 

生地織りの老舗「篠原テキスタイル」

 

広島県福山市。県の東部に位置し、古くは「備後地区」と呼ばれたこのエリアが、国内有数のデニム産地であることを知っていたでしょうか。

 

1社目は「篠原テキスタイル」。創業は1907年(明治40年)、この備後地区で当時の主要産業だった絣(かすり)生地を製造するところから始まりました。

 

大戦から高度成長を経て、100年以上の歴史の中で扱う素材や業態は時代に合わせ変化させつつも、生地を織るということだけは変えずにやってきた同社。

 

現在は、時期社長となる篠原由起(しのはら ゆうき)さんをリーダーに、新しい生地の開発や、福山のデニム産業PRなど、今後を見据えてチャレンジを続けられています。

 

由起さんは篠原家3兄弟の長男、本当に面倒見が良い人柄で、僕らに対してもいつも暖かく迎え入れてくださります。

 

良いモノをつくれるとか、そういった軸を超えて、新たに産地に関わろうとする若い人間を暖かく迎え入れてくださること。それが今の国内繊維産業においてどれだけ尊いことが身に沁みてわかるからこそ、篠原テキスタイルの生地を、福山のデニムづくりをEVERY DENIMとして広めていきたいなあと思うのです。

 

今回の5thモデル「Spoke」製品化を通じて改めて由起さんにお話を伺ったところ、篠原テキスタイルとしては、この福山の地で「ものづくりと消費者との関係性」に向き合うことを大切にしていくと話してくださいました。

 

僕ら兄弟や、デニムづくりに関わりたいと思う若者にとって「ものづくりが好きな心を養える」。そんな貴重な場となっている篠原テキスタイルの存在がこれからも貴重であることは間違いないでしょう。

 

2年ぶりの新作「真ん中デニムーSpoke」に込められた想い

 

今回、5thモデル「Spoke」の生地。オーガニックコットン素材を坂本デニムのエコ染色により天然インディゴ100%で染色。その糸を用い篠原テキスタイルによって織り上げられた生地を使用しています。

 

「Spoke」という製品名の由来は、EVERY DENIMにかかわるみんなの中心として、僕らが車輪となり動き続けることで、観覧車のようにみんなを順番に高いところへ、美しい景色が見えるところへ連れていきたいという思いが込められています。

 

いわゆる変化球のデニム素材を製品に用いることが多かったEVERY DENIM。そんな意味で今回の「Spoke」はいわば直球ストレート。

 

次に出すジーンズは、これからの自分たちの製品ラインナップの真ん中となるような、ベーシック、定番、王道、代名詞、そんな製品にしたい。

 

とはいえ、そんな要素を含む直球ストレートの製品だからこそ、逆にEVERY DENIMらしさ、決め手を見つけていく方法がわからなかったのです。

 

そこで、製品企画を一緒にしてくれるメンバーを一般で募り、集まってくれた人たちにそれぞれの「真ん中」を問うことで、「真ん中」についてのあり方を考えながら、EVERY DENIMとして「真ん中デニム」を生み出すという手法をとることに。

 

今年の3月から動き出し、総勢30名ほどになったメンバーは、みんなそれぞれ貴重な意見をくれました。

 

私にとって、真ん中とは「原点である」「心地よさである」「平等である」「醍醐味である」「発見である」「ゆずれなさである」「出会いである」「調和である」「夢である」。全ての意見を参考にさせていただきました。

 

僕らEVERY DENIMにとっての「真ん中」。

 

ものづくりについては「工場の挑戦を自分たちの挑戦にし、関わる人に誇りを宿らせる」これに尽きます。

 

坂本デニムさんの天然藍100%への挑戦を、同じく僕らも挑戦にしたい。

 

篠原テキスタイルさんのものづくりへの誇りを届け、デニム産業に関わる熱いプレーヤーたちを増やしていきたい。


そして何よりも僕らがSpoke、観覧車の車輪部分=真ん中として、存在していきたい。「Spoke」に込めた想いと特徴はそんな風になっています。

 

捉えどころのない、だけど大切な「真ん中」というものについて。僕らは悩みに悩み「Spoke」という一つの答えを出しました。

 

あなたの「真ん中」は何ですか。

 

「Spoke」を履く人が自分自身の真ん中について考え、それぞれについて大切なものを見つけられたらそれに勝る喜びはありません。

 

サイズ表はこちらよりご確認ください

リターン

24,000


限定ロットナンバー入り、新作ジーンズ「Spoke」

限定ロットナンバー入り、新作ジーンズ「Spoke」

明治25年創業。デニムの一大産地・広島県福山市で、120年以上に渡り糸を染め続けてきた老舗染め工場「坂本デニム」による、天然藍を100%使用した糸。
その糸を用い、同じく福山で明治時代から生地織りに関わる老舗工場「篠原テキスタイル」が織り上げた、独特の厚みと柔らかさを持つデニム生地。
シルエットは程よくスリムなストレート。見た目においてまっすぐなきれいさを大事にしました。
EVERY DENIM製品の「真ん中」を飾る、時代に左右されない本格派デニム「Spoke」の誕生です。

✔︎ 生デニムですのでワンウォッシュ時に大きく縮みます。そのため購入時は普段より1サイズ上のものをお選びいただくことを推奨致します。
✔︎ この製品をお届けしてから1年後にみなさんで集まれるイベントに招待致します。(2020年冬、東京で開催予定)
✔︎ クラウドファンディング限定で、先着順にジーンズのスレーキにロットナンバーが入ります。

※ サイズ表は新着情報ページをご確認ください。(8月中旬に掲載予定)
※ 製品の在庫がある場合、サイズ交換を承ります。問い合わせ先は本文末に記載しております。

申込数
123
在庫数
77
発送完了予定月
2019年12月

16,000


ナイロンデニムシャツ「Pride Indigo」

ナイロンデニムシャツ「Pride Indigo」

創業78年。新素材を生み出し続けたテキスタイルメーカー「SHOWA」が3年の月日をかけて開発したナイロンデニム。
売り切れていた人気のシャツを本プロジェクトで再生産!
3つの機能を兼ね備えた毎日着れる万能シャツです。
✔︎1日中着ていても疲れないストレッチ性
✔︎ 軽くてシワになりにくいので毎日着れる
✔︎ 部屋干し3時間程度で乾く速乾性

※ サイズ表は新着情報ページをご確認ください。
※ 製品の在庫がある場合、サイズ交換を承ります。問い合わせ先は本文末に記載しております。

申込数
48
在庫数
50
発送完了予定月
2019年12月

24,000


限定ロットナンバー入り、新作ジーンズ「Spoke」

限定ロットナンバー入り、新作ジーンズ「Spoke」

明治25年創業。デニムの一大産地・広島県福山市で、120年以上に渡り糸を染め続けてきた老舗染め工場「坂本デニム」による、天然藍を100%使用した糸。
その糸を用い、同じく福山で明治時代から生地織りに関わる老舗工場「篠原テキスタイル」が織り上げた、独特の厚みと柔らかさを持つデニム生地。
シルエットは程よくスリムなストレート。見た目においてまっすぐなきれいさを大事にしました。
EVERY DENIM製品の「真ん中」を飾る、時代に左右されない本格派デニム「Spoke」の誕生です。

✔︎ 生デニムですのでワンウォッシュ時に大きく縮みます。そのため購入時は普段より1サイズ上のものをお選びいただくことを推奨致します。
✔︎ この製品をお届けしてから1年後にみなさんで集まれるイベントに招待致します。(2020年冬、東京で開催予定)
✔︎ クラウドファンディング限定で、先着順にジーンズのスレーキにロットナンバーが入ります。

※ サイズ表は新着情報ページをご確認ください。(8月中旬に掲載予定)
※ 製品の在庫がある場合、サイズ交換を承ります。問い合わせ先は本文末に記載しております。

申込数
123
在庫数
77
発送完了予定月
2019年12月

16,000


ナイロンデニムシャツ「Pride Indigo」

ナイロンデニムシャツ「Pride Indigo」

創業78年。新素材を生み出し続けたテキスタイルメーカー「SHOWA」が3年の月日をかけて開発したナイロンデニム。
売り切れていた人気のシャツを本プロジェクトで再生産!
3つの機能を兼ね備えた毎日着れる万能シャツです。
✔︎1日中着ていても疲れないストレッチ性
✔︎ 軽くてシワになりにくいので毎日着れる
✔︎ 部屋干し3時間程度で乾く速乾性

※ サイズ表は新着情報ページをご確認ください。
※ 製品の在庫がある場合、サイズ交換を承ります。問い合わせ先は本文末に記載しております。

申込数
48
在庫数
50
発送完了予定月
2019年12月
1 ~ 1/ 24


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