子どもも保護者も安心して毎日をすごせる学校

　まず、私は、「朝鮮学校の無償　全訴訟敗訴が確定」の最高裁判決に怒りの拳を上げます。

 

　私たちのクラウドファンディングの取り組みを理解していただきたいと、四人四様の視点で担当を決めて書き込みをしています。

　先日の寄付に添えられた応援コメントに、「テキストのシンプルさと強さから、その都度学んでいます」と書かれていました。私も、担当者の一人ですが、知らないことがたくさんあって、書き込みを読みながら学んでいます。特に、7月18日に柴田さんが紹介して下さったたくさんの「参考資料」をつぶさに読ませていただきました。

 

　昨日の中間市の保育園での痛ましいあってはならない事故の報に接し、福岡朝鮮初級学校では、絶対におこらない事だと思い、7月18日の柴田さんの書き込みを再度読み直しました。

「私たちの街の朝鮮学校」と呼ばれるように…

【参考資料】
「私たちの街の朝鮮学校」と呼ばれるように…
朝鮮学校のある風景 PUBLISHED 2018年5月25日・UPDATED 2018年7月28日
https://www.urihakkyo.com/2018/05/25/hukuoka-csr/

 

朝鮮学校のスローガンは、「すべては子どもたちの幸せと成長のために」

　日本はどうでしょうか？待機児童対策で、どこでも預けられる保育園をと、国は、駅前やガード下に、窓もない、庭もない保育園の設立を推奨しました。　　　

　数年前、福岡の保育園の保護者が国会前で訴えました。「私の子どもは、コンビニの荷物ではありません！子どもは国の宝です。未来を担う子どもたちにふさわしい環境を保障してください！」

　日本の国は、日本の国で暮している、全ての子どもたちをもっと大事にするべきです。

 

安心しておくれる学校を目指す

　略　「もうひとつ安心しておくれる学校。いわゆる「北朝鮮」バッシングがの報道が流れるたびに、われわれは緊張を強いられます。ずっと集団登下校、そして教員がついております。保護者にとっては気の休まらない日々が続ております。」略

 

　趙校長も、市外の子どもたちも含めての送迎を毎日しておられるそうです。本当は、何の心配もなく、仲間と笑い合って、安全に元気に登下校できるのが一番なのですが、本当に申し訳ない気持ちです。

　毎日毎日、教師から温かい声をかけてもらって登園する朝鮮学校の子どもたちの事を思い浮かべながら、熱いスクールバスの中で、一人ぼっちで亡くなった冬生君（5歳）の無念さを忘れません。

 

　今日から、第53回全国保育団体合同研究集会が広島で開催されます。全国の保育関係者8000人超が、リモートで参加します。

　記念講演講師は、安田菜津紀さんです。「どの子も」の表現が、文字通り「どの子も」なのかの視点で、今年は参加しようと思います。

「すべては子どもたちの幸せと成長のために」を学ぶべきです。

 

   KBCシネマで　始まりました。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　嶽村久美子が書きました。