ビーズ・オブ・カレッジのプログラムを紹介します！

 

本日は改めてビーズ・オブ・カレッジのプログラムを紹介させていただきます。

 

シャイン・オン！キッズの理事長 キンバリ・フォーサイスは息子のタイラーを失ったあと、

日本の医療システムのレベルの高さを実感しつつも「心理社会的サポート」の大きな遅れを目の当たりにしました。多くの親が抱える怖れとストレス、子ども達が闘病中で感じる辛い思いを、自身の経験を生かし、なんとか軽減できないかと模索した彼女は、各国のこども病院を視察。アメリカの小児腫瘍科の看護師だったジーン・バルーシの考案したビーズ・オブ・カレッジと出会いました。

 

 

ビーズ・オブ・カレッジ（勇気のビーズ）は子どもたちが勇気を出してつらい治療を乗り越えていく過程を色とりどりのガラスビーズで記録していくプログラムです。

例えば、輸血したときは赤いビーズ、髪が抜け始めたときは顔のビーズなど、処置や治療ごとに決められたビーズを、ビーズ大使であるスタッフと会話をしながら子どもが自ら繋いでいきます。

ビーズを繋ぐことを通して、自分が乗り越えてきた治療を振り返り、勇気や希望を実感できる効果をもたらします。決して「ご褒美」ではなく、乗り越えた「証」として受け取るのです。

 

▼2016年のチャリティガラパーティでのプログラム参加者のスピーチ

 

シャイン・オン！キッズはビーズ・オブ・カレッジを展開できる組織として認証を受けた、日本で唯一の組織です。2009年に導入以来、現在全国で24病院に導入しています。また、来年1月からは、小児がん拠点病院である埼玉県立小児医療センターに新規導入が決定しています。

 

11月５日には、導入病院の医療従事者の「ビーズ大使」の皆様に向けて「2021ビーズ大使交流会」をオンラインで開催しました。交流会やフォローアップ研修等については社会情勢を見据えながらオンラインとリアルのハイブリッドで実施していく予定です。

 

残り1日となりました。

どうか皆様、お知り合いやご友人にシェアしていただき、第二目標の達成に少しでも近づけるようご協力いただけますと幸いです。