小学6年生のお子さんからのご寄付

昨日、小学6年生のお子さんを持つお母さんから、ご連絡をいただきました。

教科書でフェアトレードについて勉強をして興味を持ったという息子さん。1週間後に小学校卒業を控え、その記念にと、今回FLJで挑戦中のクラウドファンディングに自分で寄付をしたいといって支援をしてくれたのだそうです。

そのお母さんからは、「子どもと一緒にフェアトレードやクラウドファンディングといったことを考える機会をもらえたことに感謝します」という嬉しいメッセージが添えられていました。

お年玉やお小遣いを一生懸命溜めたのであろう大切なお金を、そのような気持ちで寄付をしてくれたことに心を打たれました。と同時に、フェアトレードがもっと日本でも広まって欲しい、という気持ちに、私たち大人として応えていかなければいけないという責任を感じ、背筋が伸びる思いでした。

この10年以上、中学、高校、大学と学校教育の中でも、複数の教科でフェアトレードが教科書で取り上げられ、入試問題にも出題されるほど、子どもたちや若い世代は普通にフェアトレードを知っている状況になってきました。今年度は、いよいよ小学校の国語の教科書でもフェアトレードのラベルが題材に取り上げられ、子どもたちは学校の授業で「どうしたら日本でもフェアトレードを普及されられるか」ということを真剣に考えてくれています。

それに引き換え、私たち大人の意識はどうでしょうか？まだまだ追いついていないように思います。子どもたちにより良い未来をバトンタッチできるよう、私たちにいまできることを精一杯取り組んでいかなければという気持ちです。

皆さんもぜひご家庭でお子さんとフェアトレードについて、クラウドファンディングについて、話す時間を取ってみてください。