DAY35 藍の定植とコンパニオンプランツ

こんにちは！フォークロアのエリカです。

 

結い庵では先日、藍の苗の定植（プランターポッドで育てられた苗を畑に直植えする作業）が実施されました。

 

4月の早い時期から種まきをし、小さな小さな双葉を大事に育てておいてくれた農業スタッフの労が実り、約２ヶ月で元気な苗となりました。

 

 

まだすこし茎の部分がヒョロヒョロしてはいることもあり、水やり時にペタリと倒れてしまう時もしばしば。あわてて手で土寄せをして苗を支え、大きくなあれと念じています。

 

こうした藍の生育にハラハラドキドキ熱い視線を注いでいる私たちですが、実は心強い相棒とも言える存在がいます。コンパニオンプランツのマリーゴールドです！

 

コンパニオンプランツとは、共栄作物とも呼ばれ、育てたい作物のそばに植えることで虫が寄り付くのを防いだり生育を助けたりする植物です。

 

 

蓼藍（たであい）に対してマリーゴールドがどのくらいの効果を発揮してくれるのか未知数の部分もあるのですが、マリーゴールド自体が草木染めの染料にもなり、さらには線虫（せんちゅう）と呼ばれる作物の根などに卵を産みつけて枯らしてしまう恐ろしい虫を遠ざけることでも有名なため、畔近くにずらりと筋播き（すじまき）されました。

 

真夏に藍を収穫するまでには数ヶ月かかりますが、ひとまずは梅雨入りしたことで広範囲な藍畑への水やり（二人掛かりで１時間！）から解放され、スタッフたちも一息ついた今日この頃なのでした。