【スタッフインタビュー】メニュー開発の現場から② 相澤亮樹編

スタッフインタビュー企画第２弾は、宮城県出身の相澤亮樹。元々は宮城県内で和食の職人としてキャリアをスタートしましたが、結婚を機に秋田県へ移り住み、洋食や中華を幅広く経験。湯沢ロイヤルホテルでは中華部門を担ってくれています。

 

 

Q.和洋中をひと通り経験してきてどんな強みがあると思いますか？

 

A.現在は中華の担当ですが、様々な料理のエッセンスを取り入れることができるところですね。ミートフリーの「ソイミートのうま辛濃厚担々麺」ではかつお出汁を用いていますが、中華では一般的にはやらないです。新しいことをどんどんやりたい性格なので、中華も学ぶことが多く、楽しいです！

 

 

Q.“FREE FROM”シリーズの開発にチャレンジすると聞いたときの第一印象は？

 

A.率直に「面白いなあ」と感じました。新しいものを生み出すのは好きなので。ただ、中華はラーメンなどでは（一般的に小麦を含む）醤油を用いるメニューが多く、グルテンフリーとなると難しいなとも思いました。

 

 

Q.そんな中でどんなところにこだわりましたか？

 

A.食べて美味しくなければ意味がないので、〇〇フリーにこだわり過ぎないようにしました。そこで、担々麺はミートフリーの「ソイミートのうま辛濃厚担々麺」とグルテンフリーの「やみつきコクうま担々麺」の2種類を用意することにしました。

 

グルテンフリーの担々麺では小麦を用いないたまり醤油を使っていますが、深みを加えるために、中華では珍しく秋田名産の「しょっつる」（ハタハタを発酵させた魚醤）を使っています。また、担々麺は一般的に濃いイメージを持たれることが多いので、物足りなさを感じないように、豚骨白湯スープを用いてコクや濃厚さを出しています。

 

逆にミートフリーの担々麺はかつお出汁を用い、さっぱりとした新鮮な味わいに仕上げています。メニューごとにこうした違いをつくるのは大変でしたが、出来上がったときは達成感がありましたね。

 

 

Q.ありがとうございました！　最後に、おすすめのメニューを１つ教えてください。

 

A.当ホテルのレストランでもご好評いただいているグルテンフリーの「やみつきコクうま担々麺」ですね。制約を設け過ぎないことで、気軽に食べやすく、違和感なく美味しく召し上がっていただけるんじゃないかなと思います。