福島のこども達に自由なイルカの世界を感じて欲しい!
福島のこども達に自由なイルカの世界を感じて欲しい!

支援総額

1,245,000

目標金額 1,200,000円

支援者
74人
募集終了日
2014年6月29日

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2014年05月29日 17:25

福島訪問

福島第一原発から、南に約10kmの場所にある海辺の町、富岡町の状況を自分の目で見たかったので訪れてきた。僕は震災以前には、毎年、この富岡町近くの熊川の河口で仲間とサーフキャンプをしていた。人も少なく、緑も多く、ローカルはみんなやさしく、景色も良くて波もいいお気に入りのスポットだった。

 

 

 


そこは静まり返った町に変わっていた。ちょうどランチタイムくらいなのだけど、コンビニもそばやも定食屋さんにも誰も人はいない。地震の被害が残る家もあるが、そのまま綺麗な建物がただ静かにたたずんでいた。誰もいない町は、まるで、映画のセットの中に入ったよう。3.11以来、全町非難となった町。昨年3月25日の警戒区域解除で立ち入り可能になってから、人は入ることはできるのだが実際の所、住める状況にはなっていない。時折、真っ白な作業服を着た除染作業者達を乗せたマイクロバスとすれ違う。今まで経験したことのない、見えない恐怖を感じる。

 

 

 


その後、いわき市に戻り、BERUFのメンバーとオーガニックカフェ・平ノコイエにて今回のプロジェクトミーティングを行った。原発から約40kmにあるいわき市は、ゴーストタウンと化している富岡町から車で約30分。風と地形の影響により、放射線量は低く、警戒地区となった地域から移住してくる人が多く、町は忙しそうに動いていた。田んぼには、普通に今年の田植えがもう始められ一見なんの変哲もない幸せそうな町だった。

 

 

 


「311から、洗濯物はやっぱり外には干せない。」「窓を開けての換気ができない人もいる。」といわき市在住の2児のママが教えてくれたときに、ハッとした。当たり前の生活の中に、やっぱり放射能の恐怖はいつも存在していると感じた。特に小さい子供を持つ親の気持ちになると、いたたまれない。


いわき市の中でも、放射能を気にする人、気にしない人で分かれるらしい。関東でも同じだと思う。目に見えないことだから、各自の判断なのもよく分かる。ただ、まず情報をしっかり知ることが大切なんだと思う。震災から3年3ヶ月。まだまだ見えてこない問題がたくさんある。
いわきでは子供たちは外で遊んでいるようだ。それでも、海ではやっぱり遊ばせれないと言う。サザエやタコを潜ってとっていた、お父さんたちももちろん今ではそんな事はもうできない。もう海で遊ぶことはできないのだろうか。。。


そんな子供たちが大きくなった時、自分の周りの自然を見てどう思っていくのだろう。大人たちの作った原発によって被害を受けたのは、もちろん現地の人々もだけど、でも一番の被害者は、子供達だと思う。


楽しい夏にしてあげたい、思いっきり遊んで、本物の自然体験を味わって欲しい。今回は、たったの20人かもしれない。でもこのプロジェクトは続けていくことが、ゴールだ。少しでもたくさんの子供がイルカと思いっきり遊べることを願う。

 

 

 

 

みなさん、応援してくれて本当にありがとうございます。残り、31日まだまだこれからです。よろしくお願いします!

リターン

3,000


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・こどもたちからのサンクスレター
・ドルフィンポストカード5枚

申込数
45
在庫数
制限なし

10,000


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3.000円の引換券に加えて
・オリジナルカラー三色晴れるやキャンドルを1本。

申込数
31
在庫数
制限なし

3,000


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・こどもたちからのサンクスレター
・ドルフィンポストカード5枚

申込数
45
在庫数
制限なし

10,000


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3.000円の引換券に加えて
・オリジナルカラー三色晴れるやキャンドルを1本。

申込数
31
在庫数
制限なし
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