パートナー企業「広島北ビール株式会社」さんをご紹介します！

ふるさと楽舎代表理事の秦野です。

 

今回は、プロジェクトのパートナー企業である広島北ビール株式会社さんをご紹介します。

広島北ビールさんは、一昨年から、私たちの米をつかった地ビール「郷乃米麦酒」を開発していただき、それから、ずっと醸造してくださっている地元のクラフトビール醸造会社です。

 

広島北ビール（株）社長の平本さんとのご縁は、2018年の西日本豪雨災害の時に頂きました。

当時、私は、安佐北区の災害ボランティアセンターでセンター運営ボランティアをしており、センター運営の人員不足に頭を痛めていました。被災現場にできるだけ多くのボランティアを送り出すために、ボランティアセンター運営の内部ボランティアは、最小限しか残っていなかったのです。このため、支援物資の輸送や仕分けなど、運営が滞っていました。
 

そこで、私は、少しでも面識のある方々に片端から、ボランティア参加のお願い電話をかけていました。

平本社長とも、それまでにたった１回しか面識がなく、その時、「何かあったら声をかけてくださいね。お手伝いしますから」と言ってくださったその言葉を頼りに、電話をかけたのです。

すると、「何人必要ですか？　野球仲間がいるので、声かけて集めますよ！」と一発で快諾。翌日、20名近くのお仲間と一緒に災害ボランティアセンターに来てくださいました。それから、丸一日　体力のいる様々な作業を手際よく、気持ちよく進めていただきました。本当に助かりました。

 

一昨年「郷乃米麦酒」の開発のときも、平本社長に助けていただきました。
田んぼ２年目で、少ない収量の米の活かし方に悩んでいた私の話を伝え聞かれて、「米で麦酒できますよ。セゾンっていうつくり方です。やってみましょうよ。」と。

 

そして、誕生したのが、大林の田んぼで出きた米「ヒノヒカリ」をつかった米の地麦酒「郷乃米麦酒」です。

平本社長のこだわりと丁寧な醸造で、とてもスッキリとした味わいの麦酒です。シャンパンのかわりに飲むとよい麦酒です。
「郷乃米麦酒」は、ジャパン・グレードビア・アワーズ2020で、銅賞を受賞されました。心が塞ぎがちだった2020年を過ごす私たちにとっても、天から降ってきたような喜びでした。

そして、今、コロナ禍で先行き不透明中、それでも、だからこそ前への思いを胸に、広島北ビールさんも踏ん張っていらっしゃいます。
ぜひ、みなさん、広島北ビールさんの地ビールを飲んでみてください。

どの麦酒も、ストーリーのある熱い思いが伝わってくる麦酒です。

平本社長から、私たちへのエールも頂きました。ご紹介します。
「郷乃米麦酒」は、このプロジェクトのリターンにございます。

大林で実ったホップもつかった限定プレミアムビールも醸造予定です。

https://www.facebook.com/HIROSHIMANORTHBEER/