地域で守る地域の農業【田んぼの水はため池から】

今日５日は予報どおり、朝から雨です。

昨年は雨が少なく、ため池の水量をずいぶんと心配しました。

今年も酷暑が予想されているので、草刈りは進みませんが、定期的な雨は大切と感じています。

 

田んぼのある地域では、農業用水を地域のため池からひいています。

 

毎年３月の最終日曜日には、このため池の水を利用している地域の農家が総出で、池の草刈りや水漏れなどのチェックをします。これは地域の大切な行事で、当日、たとえ雨・荒天・積雪などがあっても必ずこの日に行われます。

私たちも稲づくりをはじめた４年前から、必ず参加しています。

今年は生憎の雨でしたが、以前から活動に参加してくれている学生たちにも呼び掛けて、10数名で作業を行いました。

桧山のため池

 

今年の作業日も雨でした。

みんなで草刈りです。

 

この行事の中で、地域の方といっしょに作業する中で、私たちの活動のことを知って頂いたり、逆に地域のことを教えて頂いたりしています。
 

顔がつながると、私たちが目が行き届かない平日に田んぼを見ていただいたり、荒天になりそうなときには、あらかじめ連絡をくださったり…　本当に、こういう繋がりがとても大切なのだと、いつも思います。

私たちも、土日で田んぼにあがるときには、農作業の合間に道路端の草刈りをします。

地域で守る地域の農業。その担い手が少しでも増えることが私たちの目標の一つです。

※米粒のようなオレンジのヘルメットが、馬場田です。

 

ため池から見下ろした谷の様子

谷や田んぼの生き物の様子は、Facebookで動画を公開しています。
こちらもぜひ、ご覧ください。