安芸高田市でトークショーを開催!芸備線で住民も繋がろう!!

7月1日、JR芸備線が走る安芸高田市吉田町の「茶房いなだ」で「岡本幸信トークショー〜鉄路に恋してガタゴトツアー」が開かれ、プロジェクトの岡本幸信世話人が芸備線とプロジェクトの取り組みについて熱い思いを語りました。

茶房いなだは2016年、後に朝ドラヒロインを務めた葵わかなさんが主演したドラマ「舞え!KAGUYA姫」でロケ地になったところ。レトロな雰囲気漂う店内には同市内や広島市安佐北区から14人が駆けつけました。

岡本世話人は、自らも乗り鉄ながら毎日新聞記者時代の2018年、同市内が活動エリアであり、同市内を走っていたJR三江線の廃線までの地域を取材。さらに同年夏、西日本豪雨で橋梁の流失などで芸備線が長期運行できなくなり、高校生をはじめ利用客が困っている様をリアルに報道しました。私達は、一時的にも鉄道がなくなった経験を有していて、芸備線後の全面復旧を待ち望んでいた住民の思いを思い出してほしい。あれから数年経たないうちに廃線論議になるとは想像もしなかった。三江線の教訓から学び、沿線住民も手を繋いで知恵を出し合い、取り組もうと訴えました。

トークは途中から参加者との話し合い型式で進められ、年配の男性からは「列車が来たらみなさん、手を振りませんか」と話し、岡本世話人も「手振りは誰もがただで気軽にでき、乗客も地域も元気になれる。沿線住民で広げませんか」と提案するなど、各地で地道に奮闘する参加者の熱い思いの丈を聞くことができ、盛り上がりました。

この数日、深夜にNHK総合で「六角精児の呑み鉄本線、日本の旅」の再放送があり、番組を見たという女性は「是非とも六角精児さんの話しを生で聞きたい。クラウドファウンディングのやり方を教えて下さい」という声や「会員などにプロジェクトの内容を知らせたい。クラウドファウンディングと学生用アイデアのチラシ200枚がほしい」などの支援が寄せられました。

岡本世話人は「住民のみなさんに思いを寄せて話せば、プロジェクトの趣旨もクラウドファウンディングも我が事のように受け止めてもらえる。みんなの思いを繋げよう」と話していました。