セカンドゴールに挑戦して、五右衛門風呂を新調します。

　セカンドゴールで五右衛門風呂を新調します。

ご覧の通り、かなり年季が入ってしまったので新しいお風呂にやり替えようと思っています。

ヨシ屋根同様、五右衛門風呂も湖北の文化の一つなので何とか残したいと思って、二か所あるうちの一か所は信楽焼で作りました。

陶器なら劣化することもなく、割れない限りは孫の代まで子々孫々、使い続けられると思っていましたが、やはり木で作ったものも伝え残そうとセカンドゴールを目指しています。

 

トコロガ、桶屋さんが居ない！

以前作ってくれた桶屋さんは、高齢で廃業されたり亡くなられたりと、近くに桶屋さんがないことに気づいて、色々ツテをたどって探しましたが、普通の桶を作っている桶屋さんは居ても、桶風呂を作ってくれる方は皆無でした。そこで、ネットで探して何軒か問い合わせましたが、特徴的な形なので説明が難しく、さらに扉を開け閉めして利用するという説明をすると、消極的な返事ばかりでした。

 

しかし良くしたもので、静岡に一軒だけ「若いころに作ったことがある」という桶屋さんがいてくれて、現物を持って行ってきました。

話をすると、何とかできるとのこと。うれしい限りです。

 

その桶屋さんも、昔ながらの伝統を残したくて、ひい爺さんの代から続けておられるようです。同じ思いの職人さんに出会えて、帰り道はウキウキ♪で帰ってきました。どんなのが出来上がってくるか、楽しみです。乞うご期待。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　想古亭げんない　林　源栄