【衛生問題について考える】

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今回学校建設をする村では、井戸が村長さんのところしかなく、トイレは非常に異臭を放ってました。

そこで、ベトナム・ゴックタン村での学校建設が実現した際に運営のご協力をいただくアジア教育友好協会(AEFA)さんに、衛生問題についてお話を伺いました。

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学校トイレを生徒や先生が掃除する習慣がなく、身分の低い業者などに依頼するのが習慣になっています。

また、トイレが汚くなると使わずに、青空トイレに戻ったりしているようです。

衛生環境に起因する感染症・寄生虫症での死亡率は全体の死亡数に対し、発展途上国では43％、先進国では1％と言われています。

 

このため、アジア教育友好協会(AEFA)では日本の学校のトイレ掃除文化を輸出する活動を推進しています。

 

ポスターを作ったり、学校の子どもたちが実際に掃除している写真を届けたりしてきました。

 

また、現地の先生を日本に招待した折に、掃除しているところを見せたりして来ました。

それを見た先生たちは、大いに感じるところがあり、帰国後、子どもたちと一緒に掃除するようになります。

 

真面目にトイレを掃除して活用するようになる学校は、子どもたちに意識も変わり、村人の意識も変化します。

それがきっかけとなって、ラオスでは、村の各家にトイレ（手作り）が導入されるようになった村もあります。

 

上記のように掃除の学習が出来るようにるようになるには、まずは学校に衛生的なトイレ設備を作る必要があります。

AEFAは、ハードの設備の支援と、上記のようなソフトの支援を目指しています。

 

 

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今回のみなさんからいただくご支援で、新しいトイレの設置も行います。
また、設置後も、上記のようなトイレの掃除文化も根づかせていくことが大切だと思っています。

まずは、ゴックタン村　学校建設実現に向けて、全力で取り組みます！！
引き続きよろしくお願いいたします。

寺田 猛

 

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