自ら意欲的にスキルアップする生産者パートナーを支えたい

今年はピープツリー創業30周年。

社長のミニー・ジェームズが、立ち上げ当時からの生産者パートナーたちとの

長いパートナシップを振り返りました。

 

ピープルツリーの前身となる組織を1991年に立ち上げて、今年で30周年を迎えます。

1993年に初めて自分たちでバングラデシュからフェアトレード商品を日本に輸入し、A3六つ折りサイズの小さなカタログをつくって販売を始めたときに紹介した商品のひとつが、現在の「ジュート・ワークス」の女性生産者たちの手による手漉き紙のポストカードでした。

 

当初はヨーロッパ向けにつくられた商品を輸入していましたが、少しずつお客様の声を聞きながら日本向けの商品を開発していきました。
まだ取引量も少ない中でデザインや品質について細かにリクエストを出す私達に対し、パートナー団体の職人たちは熱心に意見を聞き、考え方や常識の違いを乗り越えて日本のお客様に合う商品をつくるよう改良を重ねてくれました。

 

高い品質を求める日本のお客様の需要に応えるよう努力してきたパートナー団体は、「日本に商品を輸出している」という実績が他の欧米のバイヤーからも信頼されるようになり、時にはあらたな受注につながるまでになりました。

 

このようにパートナー団体の職人やスタッフたちが自ら意欲的にスキルアップの努力をすることを、ピープツリーはこれからも支えていきます。

今回の研修プロジェクトが、彼女・彼らにさらに自身の暮らしを向上させる力を得る機会を広げてくれることを願っています。
このクラウドファンディングで、ぜひその後押しをお願いいたします。

 

ピープルツリー
代表取締役社長 ミニー・ジェームズ