クラウドファンディング限定リターン酒の原料米が収穫されました

クラウドファンディング限定リターン酒の原料米の産地「畑（はた）の棚田」では、ほぼ稲刈りが終わりました。

 

「畑の棚田」は萩乃露の地元にあります。滋賀県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれていますが、地域の高齢化に加え、急こう配ですので作業環境が厳しく、猿や鹿や猪による獣害もあり、年々耕作放棄田が増えるなど危機的な状況です。

 

萩乃露では棚田の保全を目指し、地元自治体と協力して棚田オーナー制度の運営を実施すると共に、同地区産の「こしひかり」で純米吟醸酒「里山」を造り続け、取組みは18年にわたります。

 

 

収穫を終えた「畑の棚田」の様子です（９月19日）

 

 

今年収穫された「畑の棚田」産こしひかりを原料米に、江戸後期の醸造手法「十水仕込」を用い、クラウドファンディングだけの「雨垂れ石を穿つ」を仕込み、リターンとしてお届けします。

 

 

非常に貴重な棚田米ですので、萩乃露でも限られた量のお米しか使用できませんので、２年後に棚田保全の取り組みが20周年になるのを記念して挑戦する予定でした。しかし、コロナ禍の飲食店支援に賛同いただいた方にだけお届けする、クラウドファンディング限定酒として取り組むこととしました。美しい棚田の情景が浮かぶお酒になることと思います。

 

是非ともご支援のほど宜しくお願い申し上げます。