佐井村長の太田直樹さんよりRed Cross Special Award受賞に伴うお祝いメッセージ

五十嵐匠監督様へ

この度は当村でもロケを行っていただいた「じょっぱり‐看護の人花田ミキ」が第21 回国際赤十字・健康映画祭において赤十字特別賞を受賞したことを報道等で知らせを受け大変喜んでおります。

五十嵐監督はじめ出演者、スタッフの皆さん、本当におめでとうございます。心から祝福いたします。

佐井村は赤十字の里として「人に優しく共に生きる社会」を目指して様々な事業に取り組んでおります。

この度の受賞は作品に参加せていただい村民の皆様方だけでなく、全ての佐井村民が自治体や国境の枠を越え「一人ひとりの心の中にある赤十字の旗」をひるがえし、社会的に弱い立場に置かれた人々に寄り添い手をさしのべることの尊さを再確認する機会にもなりました。

当村の名誉村民である三上剛太郎先生と看護師・保健師の花田ミキさんには人を思う心の大きさや深さになど、共通点がたくさんあります。同じ様に五十嵐監督が創られる作品の根底に流れるものと、当村の村づくりの根っ子にも共通点があるように感じています。それは「赤十字の理念」です。

佐井村はこれからも赤十字の理念をいかして、村内だけでなく、青森県、全国、世界中の助けを必要としている皆さんのために、人道的な支援に加え、環境問題の克服にも取り組んで参ります。五十嵐監督も作品を通して国内外の皆さんに人間の尊厳を訴え、世界平和と「人に優しく共に生きる社会」の実現に向けて、一層ご活躍いただきたいと願っております。

最後になりますが、想いで繋がった者同士、またいつか作品づくり等でコラボさせていただくことを楽しみにお祝いの言葉とさせていただきます。

令和７年８月 吉日
佐井村長 太田 直樹