精神疾患に対して自分自身が持つ偏見。

僕は双極症によるうつ症状で苦しみました。

症状もつらかったけど、それ以上に他者にそれを知られることがつらかった。

なぜそんなに他者にバレることが怖かったのか？

それは、僕自身が精神疾患に対して偏見を持っていたからだろうと思います。

僕がうつをカミングアウトして差別されたり偏見の目で見られた経験は記憶にありません。

一度だけ、病気を理由に退職を迫られたことがあるくらいです。

精神疾患と言っても人それぞれ症状は全然違うから、一律に言えるか分からないんですが、意外と世の中は精神疾患に対して優しいかもしれない。

僕はなんとなくそう感じました。

世代が上の人達は、強い偏見を持っているのかもしれないけれど、僕と同世代の人からはあまりそれを感じません。

意外と、みんな優しいというか寛容だなと感じています。

だから、精神疾患を持っていて他者にバレるのが怖いと思っている人に伝えたいのは、そんなに怖がらなくて大丈夫だよってこと。

自分自身が精神疾患に対する見方を変えれば、もっと生きやすくなるのではないかと思います。