阪大歯：村上旬平(障治)、小八木圭以子(技学)、十河基文(ID推進)

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寄付者: 365人

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視覚障がいのある方に「触ってわかる」歯の模型で「健口」を！

阪大歯：村上旬平(障治)、小八木圭以子(技学)、十河基文(ID推進)

2021年12月08日 12:10

「触ってわかる歯の模型」の製作（２/３）かみ合わせ装置の製作

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歯科技工士の小八木です。

今回の「触ってわかる歯の模型」は、「かみ合わせ装置」についてご紹介したいと思います。

旧タイプの歯の模型の「かみ合わせ装置」は、咬合器という歯科で被せ物や入れ歯を作る時に使用する既製品に加工をしたものでしたが、使い勝手があまりよくありませんでした。

現在の模型の「かみ合わせ装置」は、その時からかなり改良を加えた形になっています。模型をしっかり固定し、自由な場所で開口状態をキープでき、コンパクトで、コストを抑えた仕様になりました。

また、旧タイプの「かみ合わせ装置」は自作していましたが、新しいものは大阪大学・科学技術リノベーション・工作支援センターに相談をさせていただき、製作をお願いしました。マネークリップなど市販されている材料を組み合わせて製作していただきました。

工作支援センターの皆さんは、いつもこちらの思いを汲んで、理想を形にあらわしてくださる心強い存在です。緻密な職人技にいつも驚かされます。工作支援センターの皆さんのご協力なくして、この模型の完成はありませんでした。いつもありがとうございます。

👉3/3「歯を並べる土台の製作」はコチラ　

👈1/3「歯の原型の製作」はコチラ　

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