戦いの痕

昨日の朝6：45メンバーＫから「捕獲器に入りました」と電話が入り、Ｋのマンション駐車場に向かいました。捕獲器に入っていたのは、以前から函館公園に出没するデカ顔の黒猫（雄）で、他の猫達が逃げ出してしまう程、凶暴な野良猫でした。

前日の朝、Ｋのマンション駐車場に餌を貰いに来た時、耳の後ろに酷い怪我をしていたと報告を受け、相談して急遽捕獲しようという事になりました。

捕獲器を受け取り車に乗せていったん自宅玄関へ、中で随分暴れていました。

病院へ連れて行き、去勢手術と怪我の治療をお願いし預けて来ました。

夕方5時過ぎ、迎えに行き先生から、去勢手術はしましたが怪我は結構前からのもので酷く、腫れて膿が溜まり、切開して洗浄・縫って、抗生剤注射とダニなども付いていてノミダニ駆除の薬も3カ月効くものを付け、他にも爪が1本無くなっていてそこも化膿していて、あちこちに傷もあったと報告されました。

彼は今までどれだけの戦闘を繰り返して来たのだろうか？

函館公園のいつもいた場所あたりに、キャリーケースに入れた彼を運ぶ時も暴れてました。扉を開けて飛び出して行ったと思ったら10メートルほど先で止まり、後ろを振り返って暫く私の方を見て、やがて姿を消しました。